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FIRST PART

ホノルルトライアスロンのレースに参加することになりましたが、本番に向けて3種目完走するだけの体力と3種目バランスよく練習していかないといけない工夫が必要となり、大人のスポーツとして様々な戦略を練ることとなりました。

ホノルルトライアスロンのレースに参加することになりましたが、本番に向けて3種目完走するだけの体力と3種目バランスよく練習していかないといけない工夫が必要となり、大人のスポーツとして様々な戦略を練ることとなりました。

以前から、全く違う競技を3種目順番に行うトライアスロンというスポーツには興味はあるものの、「トライアスロン=過酷」というイメージから挑戦することをためらっている自分がいました。「健康のために」「時間の使い方を学ぶために」「弱い自分と闘うために」と、とにかく最初の一歩を踏み出すということで、トライアスロンに挑戦することを決断しました。トライアスロン本番に向けて練習を独学で始めてみたものの、壮大な目標があるが故、頑張り過ぎてそして怪我をするということを繰り返していました。そこで、独学ではなくその道のプロに基礎を教えてもらい、怪我なく、効率よく練習をしていく方針に方向転換することを決断しました。

最初の一歩を踏み出す
勇気・決断、
その先に道は開ける

怪我したことが良かった!?その後の成長曲線が大きく上昇!?

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怪我したことが良かった!?
その後の成長曲線が大きく
上昇!?

日々の診療において胃・大腸内視鏡検査を1日20件ほど行い、診療中と診療後にパソコン作業を行い続けることによる仕事のやり過ぎ?とトライアスロンへ向けての練習の詰め込み過ぎにより、「膝に水が貯まってしまう膝関節水腫」「指の動きが制限されてしまう橈骨神経麻痺」になってしまいました。朝起きたら、右手がいわゆる「お化け手または下垂手」と言われる手首が垂れてしまい、そり上がらない状態となってしまっていました。まず、考えたのが内視鏡検査がきちんとできるのか?トライアスロンへ向けて唯一の手を使う競技である水泳の練習ができるのか?ということで、このことが一番に頭をよぎりました。友人の整形外科医に診察してもらい、膝の貯まった水を抜いてもらい、さらに東洋医学である鍼治療や接骨院での治療を色々といいとこ取りで組み合わせることにより改善の道筋が見えてきました。写真では「お化け手、下垂手」と呼ばれる上方向に指が開かず、手がお化けのように垂れ下がっているのが分かると思います。

頭を使って考えながら泳ぐ!?イルカのように!?

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頭を使って考えながら泳ぐ!?
イルカのように!?

水泳も小さい頃からの習慣で無意識になんとなく何も考えずに泳ぐという行為を行っていましたが、「楽に長く泳ぐ」ためにはきちんとした論理を学ぶことにより、大人として考える泳ぎ方があることが分かりました。水中カメラと陸からのカメラでの撮影で、泳ぎ方の欠点や改善点を動画で指摘され、自分の泳ぎ方の癖が分かってきました。欠点を修正して、水の中をイルカのように滑るように泳ぐことにより、論理的には楽に永久に泳ぎ続けることができるということが分かりました。このレッスンを受ける前までは少し泳ぐと手や肩がすぐに痛くなり、心肺的にも苦しさを感じながら泳ぐことが続いていましたが、レッスン後からイルカになったかのように水中を滑るように、楽に長く泳ぐことが徐々にできるようになってきました。レッスン中の事を思い出しながらジムのプールで練習繰り返しました。

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走ることこそ理論が大事!頭で勝負できるんです!?

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走ることこそ理論が大事!
頭で勝負できるんです!?

トライアスロン本番に向けて、焦る気持ちから無理して長距離を走ろうと試みては足が痛くなり、数日休む。そして練習できないことに焦りを感じて、また無理して足の痛みを我慢しつつ練習しようとして、再度怪我をするということを繰り返してしまっていました。走り方を人に教えてもらうとうい感覚がなかなかピンと来ませんでしたが、日本トップトレーナーである友人の齋藤氏にお願いして、走り方の基本から論理的な走り方まで医学的根拠に基づいて教えてもらうことを決断しました。人は普段から何気に自然にできていることに対しては人に教えてもらおうという感覚になかなかなれないと思います。私も自己流で当たり前ですが、今まで走れていた訳ですし、フォームが理にかなっていないとは夢にも思っていませんでした。「頭で考えることにより、楽に長く走ることができる」衝撃的な出来事でした。。。。

頭で理解した論理をすぐに実践!でもすぐには出来ないものです(笑)

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頭で理解した論理をすぐに実践!
でもすぐには出来ないものです(笑)

人は幼い頃より歩いたり、走ったりということは誰しもが簡単にできる、自分はきちんとできていると思っていますが、正しい走り方をきちんと実践出来ている人は実は少ないということを気づかせてくれたランニング指導でした。まずは普段の走り方を撮影し、撮影した動画を使って、細かい足の角度や動き方を指摘され、修正点を論理的に医学的根拠に基づいて指導してくれました。大人は「頭できちんと意識して、考えながら運動をすることが効率的」ということが良く理解できたセッションでした。その論理を頭で理解して、実践的な練習に移りますが、なかなか体が反応してくれません(笑)。大人は頭で理解できても体がなかなか言うことを聞いてくれないもので、子供とは全く逆ですね。子供たちは頭で分かっていなくても、体が勝手に反応して何でもできてしまうものです。頭で勝負することでしか大人は成長しないこと実感しました。

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