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SECOND PART

いよいよ練習の成果を出すためにレース本番の会場となるハワイ州ホノルルに到着しました。レースまで2日間、ここからも今までの練習と同様に頭を使うことで、スムーズにレースを迎えることができるように会場の下見や試泳を海で行ってきました。

いよいよ練習の成果を出すためにレース本番の会場となるハワイ州ホノルルに到着しました。レースまで2日間、ここからも今までの練習と同様に頭を使うことで、スムーズにレースを迎えることができるように会場の下見や試泳を海で行ってきました。

トライアスロンは名前から分かるとおりスイム・バイク・ランの3種目を順番に行っていく競技です。競技中も3種目ある分、様々なトラブルや大変さがあるのですが、準備や練習も3種目ある分、時間配分を効率よく行わないと到底バランス良くできません。当然、我々大人は仕事をしている合間に練習することになりますので、ちょっとした細切れ時間を利用して、走ったり・泳いだりするしかありません。朝30分だけ早起きして走ったり、仕事終わりに15分だけ時間が空いたので、ジムのプールで泳いだりと少しの工夫を重ねて、頭を使って少ない時間ながらも効率的に練習を行っていきました。

レース中は判断と決断の連続!
まさに大人のスポーツとしての醍醐味

ハワイに到着したら南国ムード満点で
何をしにきたのか一瞬忘れてしまいました!?

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ハワイに到着したら南国ムード
満点で何をしにきたのか
一瞬忘れてしまいました!?

成田空港から8時間ほどのフライトでホノルルに到着しました。空港の名前がホノルル国際空港から「ダニエル・K・イノウエ空港」に改名されていたのには驚かされました。
ハワイの気候は湿気が少ないため、ちょっと日陰に入ると暑さの中にも涼しさを感じ、ランニングしたり泳いだりするにはちょうど良い環境だと実感しました。
南国ムード満点のせいか、自分がハワイに何をしに来たのか一瞬忘れてしまうぐらいの心地よい気候でした。そのままツアーのバスでホテルにチェックインしましたが、一番大きな荷物であるバイクも運搬してくれましたので、やっぱりトライアスロン参加はツアーが楽だと感じました。到着後は会場であるアラモアナビーチパークに行き、会場の下見や試泳を行いました。
今回のトライアスロンのスイムが初めて海で泳ぐ「初海スイム」なので、楽しみでもあり、少し緊張もしました。

初めての海でのスイム練習、ハワイの海って意外ときれいじゃない!?

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初めての海でのスイム練習、
ハワイの海って意外と
きれいじゃない!?

初めての海でのスイム練習でしたが、子供の頃に海に初めて入った時のようにワクワク感とドキドキ感の混じったなんとなく童心に戻ったような気分でした。ハワイの海はイメージでは「透き通った透明感のある海」と想像していましたが、意外と珊瑚の結晶や白砂の影響でかなり濁っており、ほとんど前が見えない状況ということも試泳してみて分かりました。レース前にこのような状況を把握できたということはかなりの収穫であり、心の余裕に繋がりました。やはり事前の状況把握や下調べがいかに大切かあらためて思い知らされました。湘南や唐津の海の方が透明度があるようにさえ思わされました(笑)。ウエットスーツも初めて着用しましたが、海で泳ぐとかなり楽に泳ぐことができ、体感的には1.5倍ぐらい速く泳げているようにも感じまし、浮力があるので絶対に沈まないことが分かり、海で泳ぐという恐怖心もなくなりました。

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スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ、どれも長い!?

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スイム1.5キロ、バイク40キロ
、ラン10キロ、どれも長い!?

今回はオリンピックでも正式種目になっているスイム1.5Km、 バイク40Km、ラン10Kmのオリンピックディスタンスに出場しました。スイムの1.5キロはプールでは泳いだことがありますが、海では初めてだったこともあり試泳するまでは不安でしたが、試泳後は「速さを求めなければなんとか行けそうだ」と思えてきました。バイクはほとんど練習する時間がなく、ほぼぶっつけ本番での40キロなので全く未知の状態でした。レース説明会で国際空港近くまで行く旨の説明があったので、漠然とコースが長いイメージしか湧かず最後まで不安な思いでした。ランは最終種目であり、「疲れとの闘い・暑さとの闘い」という思いがあり水分補給をしっかりして脱水症状だけは起こさないように気をつけました。1種目ずつは少しずつ練習してきましたが、3種目通して練習したことがなかったため、不安と楽しみの入り交じった状況でした。

レース直前は意外にも緊張感なし!?

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レース直前は意外にも緊張感なし!?

早朝3時起き(深夜?)で準備をして4時前には会場に到着しましたが、マラソンのレース前の厳かな緊張感の漂う会場とは違って、DJが音楽をガンガンにかけて、お祭りのような雰囲気に拍子抜けしてしまいました。周りの人たちも気さくに声を掛けてきてくれたり、すれ違えば「頑張りましょう!」と声を掛け合ったりと、「目標に向かって練習してきた「同士・仲間」と一緒にゴールに向かって完走しよう」というような雰囲気で、「周りは皆ライバル」といったマラソンのレースにありがちな緊張感溢れる雰囲気では全くありませんでした。まさに「トライアスロン祭り」といったような感じの雰囲気で、レース直前も全く緊張することなく、初めてのレースにワクワク感ばかりが湧いてきて、早くスタートしたい気持ちでした。これもトライアスロンという競技の醍醐味であり、自分との闘い・練習してきた成果を自分で実感できるという大人のスポーツなのだと感じました。

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