おはようございます。医師の秋山です。
新型コロナウイルスのワクチンが日本にも近々輸入され、まず医療関係者が優先的に予防接種となり、その後一般市民が接種できるようになるとのことです。
予防接種ができるようになるのはいつでしょうかね。色々と情報が錯綜していますが、まだまだ少し先のような気がします。
さて「新型コロナウイルスのワクチンってどうなんだろう?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回の新型コロナウイルスのワクチンについてごくごく簡単に説明しておきたいと思います。
今回の新型コロナウイルスのワクチンはmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンというものになります。ファイザー製薬が開発しました。
従来のワクチンは「生ワクチン」と「不活化ワクチン」に分けられますが、このmRNAワクチンはどちらにも属しません。いわば人類初のワクチンということになります。
mRNAワクチンを簡単に説明すると、新型コロナウイルスの表面にあるトゲを作る部分のDNAをコピーした物質(mRNA)を人工的に作り、それを油でコーティングして作られました。これを注射することにより「細胞性免疫」と「液性免疫」が体内で作られ、新型コロナウイルス感染を防ぐことになります。
さて効果についてですが、なんと感染予防の有効率が90%以上あります。インフルエンザワクチンの有効率が50%前後ですので、驚異的ですね。
ただ、効果の持続期間は分かっていません。臨床試験の観察期間が150日までですので、それ以上効果があるかは不明です。
また、気になるのは副反応ですよね。私も気になります。
最も頻度が高いのが「注射部位の痛みや腫れ」で、80%以上に認めます。痛いのは辛いですね。。。
その他「発熱」が10%前後、「倦怠感」が3.8%、「頭痛」が2.0%となっています。
ただし、これらの臨床試験結果は、ほとんどが欧米人での結果ですのでこれがそのまま日本人に当てはまるかは不明です。あくまで参考としてくださいね。
週2回、ライザップに通っています。ある日の朝食です。卵は3個使用しました。これで糖質60g、蛋白質40g程度あります。実はこの朝食前にプロテイン200ml(蛋白質20gに相当)を飲んでます。
マッスルゲインへの道のりは長いです。。。