福岡天神内視鏡クリニックブログ

1回目の新型コロナワクチンを接種してきました!

おはようございます。医師の秋山です。

 

先週、1回目の新型コロナワクチンを接種しました。

医療従事者優先のワクチン接種の打診があってから数ヶ月経過した5月中旬、突然コロナ対策本部から連絡があり、ワクチン接種の日にちと時間を指定されたため、診察や検査の予約をしていた患者様に予約変更をしていただきました。大変申し訳ございませんでした。

それにしても行政はかなり混乱しているのが分かります。待てどもワクチン接種日時の連絡が全然なかったため、何度もワクチン担当部署に電話をかけましたが、全く繋がらなかったです。

大変でしょうが頑張って欲しいと思います。

 

さて、1回目のコロナワクチンを実際に接種した経過を時系列で簡単に記します。

 

ワクチン接種初日

8時20分 予定時間より10分早く、ワクチンを接種する会場に到着。一番乗りだろうと思っていたら、福岡院のスタッフは既に会場に集合していた。平静を装う。

8時30分 ワクチン接種部位にマジックで✖️をつけてもらう。やや緊張が走る。

8時40分 ワクチンを左上腕の三角筋に打つ。筋肉注射。痛みはほとんど感じなかった。

8時40分〜55分 会場で15分待機。この時は特に自覚症状なし。

9時 特に自覚症状もないまま会場を出て福岡院に向かう。スタッフも無事だった。

10時30分〜福岡院で診療開始。この時も特に自覚症状なし。

13時〜軽い頭痛と倦怠感を感じ始めたため、鎮痛剤を内服。

16時〜注射した左上腕の筋肉痛が徐々に出現。

17時〜頭痛と倦怠感は続く。鎮痛剤の効果があまりないように感じた。

18時 診療終了。左腕の筋肉痛が増悪していたが、鎮痛剤を飲むほどではなかった。

 

初日はこんな感じでした。頭痛と倦怠感が夜まで続きましたが発熱はなく、食欲もいつもと変わりませんでした。鎮痛剤は1回だけ使用しました。

就寝時は、注射を打った左側を下にして寝ることができないほどの筋肉痛でした。

 

ワクチン接種2日目

目覚めると頭痛と倦怠感は消失していましたが、左上腕の筋肉痛は初日より増悪していました。

左腕はなんとか上げることができましたので診療は問題なくできました。

筋肉痛以外は体調は完全に戻っていた印象です。

 

この後、3日目には筋肉痛も消失しました。

次回は3週間後に2回目のワクチン接種予定となっています。

 

結論から言うと、インフルエンザワクチンよりも副反応がありましたが、許容範囲内だと思いました。

色々と問題のあるワクチンですが、ワクチンを優先的に接種することは医療従事者としての使命だと個人的には思っています。患者様がコロナ禍でも安心して来院していただくために、我々はできることをするだけです。

 

ワクチン接種を希望される方は、ワクチンの副反応に恐れることなく接種して欲しいと思います。ワクチンを打って集団免疫をつけ、コロナをふっとばしてやりましょう!

2回目の接種が終わりましたらまた報告したいと思います。

 

5月20日の読売新聞朝刊の社会面に、私のインタビュー記事が掲載されました。

「コロナ禍の医療」という特集記事です。我ながらよくできていると思います。機会があれば読んでみてください。

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。