福岡天神内視鏡クリニックブログ

いちごは今が旬!腸活にも使えるその理由を解説します。

おはようございます。医師の秋山です。

 

最近、お店やレストランでいちごを使ったお菓子や料理が増えてませんか?

いちごの本来の旬は春頃ですが、ハウス栽培の技術向上により、最近では12月から3月が流通のピークです。

そこで、今回はいちごと腸活について解説してみたいと思います。

実はいちごは、腸活と非常に相性が良い果物なんです。その理由を挙げていきたいと思います。

 

①ポリフェノールとビタミンCが豊富に含まれている!

いちごには、アントシアニンやエラグ酸といったポリフェノールが豊富に含まれています。さらにビタミンCも豊富であることは有名ですね。

ポリフェノールは小腸では吸収されずに大腸に到達し、腸内細菌の餌となり、腸のバリア機能を高める物質や抗老化物質を作ってくれるんです。

腸漏れを防ぎながら老化も防いでくれるという優れものですね。

しかもビタミンCの存在により、これらの物質をより効率的に作ることができるんです。まさしく相乗効果ですね。

 

②食物繊維が豊富に含まれている!

いちごには、100g(いちご5~7個)中に食物繊維が1.4g含まれています。これはバナナよりも食物繊維量が多いと言われています。

しかも、水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もどちらも含まれています。ですから、腸内細菌の餌になるだけじゃなく、便の材料にもなるんです。

 

③低FODMAPのグループに入る!

いちごは低FODMAPなんです。つまり、ある程度食べてもガスを産生してお腹が張ったりすることはありません。

 

④低GIである!

いちごのGI値は約40であり、低GIです。つまり、いちごを食べても血糖値の上昇は緩やかなんですね。もちろん食べ過ぎは良くないですが、ある程度は血糖値を気にせず食べることができます。

 

こんな感じですね。

 

実際、いちごを食べることにより、腸内細菌の多様性が上がり、短鎖脂肪酸も増えるという報告があります。

Meiners F,et al,” Strawberry dietary intervention influences diversity and increases abundances of SCFA-producing bacteria in healthy elderly people” Microbiol Spectr.2025 Feb 4;13(2)

 

気をつけてほしい点としては、いちごは表面に農薬が残留しやすい果物です。

ですので、低農薬のものや、よく洗って食べるようにしましょう。

 

いかがでしょうか?いちごが食べたくなったのではないでしょうか・

食べ過ぎも良くないので、1日5〜6個くらいまでにしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、クリニック近くのお店で買ったいちごです。一粒が大きいですよね。

このいちごは、福岡県の「特別栽培」に認証されているそうです。

「特別栽培」は、一般的な化学農薬、化学肥料の使用量を5割以下に減らすことが認証基準となっています。

安心して食べることができますね。美味しくいただきました。

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。