福岡天神内視鏡クリニックブログ

パロチンって、ご存知ですか?

こんにちは、医師の中島です。

 

前回、私の食事の基本は、1日の摂取カロリーを大まかに「朝5:昼3:夜2」の比率で配分するというお話をさせていただきましたが、ちなみにここに間食は含まれていません。

 

私は朝と昼の間、昼と夜の間に1回ずつ、意識的に間食を摂るので、厳密には「1日5食」になります。ただし、1日の総摂取カロリーはそのままで、回数だけを分ける「分食」という考え方です。

その狙いは血糖値の振れ幅を小さく保ち(乱高下させない)、インスリンの過剰分泌を防ぐことにあります。

そのため、間食には血糖値が上がりにくいものを選びます。ナッツはその代表格で、たんぱく質、食物繊維、不飽和脂肪酸などの良質な脂質、抗酸化作用があり、血管や肌の老化を防ぐ「若返りビタミン」とも呼ばれるビタミンEなどが含まれます。小分けにして持ち歩くと管理しやすいですし、1食1包にすれば食べ過ぎを防げます。

ほかにも、ドライフルーツ、干し芋、昆布、キシリトールガムなどもおすすめです。

しっかり噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の中に「パロチン」と呼ばれる成長ホルモンの1種が分泌されます。これは別名「若返りホルモン」とも呼ばれ、肌や髪の細胞の生まれ変わりを促し、若々しく保つ働きがあります。また腸内環境も整えてくれます。

パロチンは20代半ばまでは多く分泌されますが、年齢を重ねるにつれて減少していきます。 そのため、一口30回ほどよく噛んで食べること、そして唾液腺マッサージをすることでパロチンの分泌を促すことができます。

特に、耳下腺から出る唾液は水のようにサラサラしていて、大量のパロチンが含まれています。

唾液にアンチエイジングの役割があったなんて驚きですよね。唾液をしっかり分泌させていくことは老化を予防することにつながると言っても過言ではないようです。

 

唾液の分泌に役立つ簡単なマッサージを紹介したいと思います。

『耳下腺マッサージ』←パロチンがたくさん出ます!

耳たぶのやや前方を指全体で優しく押します。

この時、酸っぱいものを想像するとより効果的です。   5回〜10回繰り返し行ってください。

『顎下腺マッサージ』

顎下腺は下顎の内側の柔らかいところにあります。

耳の下から前方に向かって順に押してください。

5〜10回繰り返し行ってください。

『舌下腺マッサージ』

舌下腺は顎の尖った部分(オトガイ)の内側、舌の付け根にあります。

下顎から舌を上に押し上げるように親指で押してください。

5〜10回繰り返し行ってください。

 

 唾液腺マッサージは毎日行うと効果的なので、是非行ってみてください。

意識的に間食を摂り、しっかり噛むことで、血糖値スパイクを防ぎ、パロチンの分泌も促せるので一石二鳥です。

 

週の中日ですね、一息ついて後半もがんばっていきましょう。

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