福岡天神内視鏡クリニックブログ

今年は腸を鍛えてみませんか? ~嘔吐下痢症を予防するには

こんにちは、医師の秋山です。

先月から腹痛や嘔吐・下痢の症状で受診される方が増えてきました。

今年も胃腸炎(嘔吐下痢症)が流行る季節になったなと感じます。

胃腸が弱くて、毎年のように胃腸炎にかかってしまう人もいますよね。

では、嘔吐下痢症を予防するには、どうしたらよいでしょうか?

1番大切なのは、こまめにしっかりと手洗いをすることです!

外出先から帰ったら、石鹸で30秒程度手洗いをしましょう。手首から爪の先までしっかり洗うのがポイントです。できれば顔も洗ってしまいましょう!知らず知らずのうちに、手で顔を触っていることも多く、顔も感染源になります。

また、常日頃から整腸剤を飲んで、「腸を強くしておく」ことも胃腸炎の予防になります。整腸剤は乳酸菌をはじめとした善玉菌を増やすことで腸内環境を整えてくれます。

整腸剤は目立った副作用もないのでおススメです。

内服していても即効性がないため、効果は実感しにくいですが、毎日継続することで確実に大きな差が出てきます。

今年は腸を鍛えて、ウイルスや細菌を体内に侵入させないようにしてしまいましょう!

まずは、小さい整腸剤から始めてみるとよいですよ。

自家製の味噌です。日本人には、昔ながらの発酵食品が腸内環境を整えてくれます!

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。