福岡天神内視鏡クリニックブログ

通勤時感染リスクの低減

おはようございます。
4/7に福岡県でも緊急事態宣言が出され、1週間が経過しました。
私はクリニックまでJRと地下鉄を利用して通勤しています。土曜日は緊急事態宣言発令前と比較し、明らかに人が少なくなっており、皆さんが感染拡大予防のために休日は外出自粛されていることを肌で感じています。しかし、平日は以前と比べると人は少ないですが、電車内は相変わらず混雑しており、いわゆる「3密」の状態です。このため私自身は次のことに気をつけて感染リスクの低減をしています。

1. 通勤時間の電車をいつもより少し早めの電車にする。
1本電車を早めるだけで混雑の状況が少し変わります。
2. マスクを着用し、飛沫感染予防を行い、マスクの表面は絶対に手で触らない。
マスクの表面には、ウイルスが付着している可能性があります。マスク表面を触った手で顔や目などを触ると接触感染で感染が成立する可能性があります。
3. 通勤途中は携帯も含め、基本的に何も触らない。
コロナウイルスは空気感染しないと言われています。飲み会などでの感染は飛沫感染・接触感染のいずれの可能性もあると思われますが、感染経路不明の感染の多くは接触感染が原因なのではないかと思われます。このため、通勤途中はつり革や手すりを含め、極力物に触れないようにしています。
現代社会はスマホ社会です。不特定多数の人が触れたものを触った手でスマホをさわり、その手で様々なものに触れると感染リスクが高まる可能性があります。個人的にスマホは非常に高い感染源だと思っています(エビデンスはありません。あくまでも私見です)。

4. 出勤時や帰宅時はまず手洗い・うがいを行う。
5. 勤務中も定期的に手洗いを行う。

残念ながら完全な感染防御は出来ませんが、私の行っている対策が少しでも皆様の感染リスク軽減に役立てば幸いです。
色々と大変な状況が続いておりますが、みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。