おはようございます。医師の秋山です。
実家に帰ると、必ず飼っている犬が私をロックオンした状態で吠えてきます。きちんと番犬の役割を果たしているな、と吠えまくる犬を目を細めていつも見つめてます。
さて、今日は「短鎖脂肪酸」について解説します。
「短鎖脂肪酸」とは、腸内細菌の善玉菌が、食べ物を分解する過程でできる物質です。
食べ物の中でも、主に食物繊維を分解する時に産生されます。具体的な「短鎖脂肪酸」とは、「酪酸」「酢酸」「カプロン酸」などです。
それでは「短鎖脂肪酸」の働きはどんなものがあるでしょうか?
①腸管運動のエネルギー源
②腸の蠕動運動の促進
③免疫力を上げることにより、アレルギーやがんなどの病気を予防する。
④脂肪の蓄積を減らし、肥満を防ぐ。
⑤糖尿病を改善するホルモンである「インクレチン」を増やす。
⑥幸せホルモンである「セロトニン」を増やす。
以上のような働きがあります。すごい働きがありますね。素晴らしいです。
善玉菌に「短鎖脂肪酸」を作ってもらうには、餌を与える必要があります。食物繊維、その中でも「水溶性食物繊維」を積極的に摂りましょう。
納豆、大豆などの豆類、キャベツ、大根などの野菜類、キウイ、レモンなどの果物に水溶性食物繊維が含まれますので普段から意識して食べましょうね。
先日、細川先生の誕生日でスタッフがケーキを準備してくれましたが、私も誕生日が近かったのでケーキを準備してくれました。
福岡が誇る名店「Bleu Fonce」のチョコレートケーキです。これでまた頑張れそうです。みんなありがとう。
それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。