福岡天神内視鏡クリニックブログ

加齢臭との戦い ~加齢臭は防ぐことができるのか

こんにちは、医師の秋山です。

私は毎日、電車通勤をしていますが、最近ツライのが、「夜の満員電車でおじさんと密着状態になる」ことです。

朝はあまり感じないですが、夜の電車では何とも耐え難いニオイがします。

1分でも早く、電車を降りたくなります。

でも、向こうも私のことを「クサイ」と思ってるのかもしれない・・・。

季節がら汗をかきやすいため、今回は男の加齢臭について書きたいと思います。

 

「加齢臭」って本当に存在するのでしょうか。

やはり、あるようです。

”ノネナール”という体臭成分が匂いの源です。40代以降になると皮脂から発生しやすくなるようです。

なぜ、40代からかというと、この世代から皮脂の中に特有の脂肪酸が増えるためです。

また酸化分解が進みやすい体質に変わることも重なり、この脂肪酸が分解されてノネナールが大量に発生すると言われています。

 

でてきたばかりの汗は、まだ匂わないようです。

汗はそのままにしておくと、皮膚や皮脂の細菌と混ざり、汗が分解されると嫌なニオイになります。

体臭を防ぐ方法の1つは、「出てきた汗を放っておかない」ことです。

出てきた汗は、できるだけ早く拭ってしまうと良いでしょう。

仕事場についたらシャツを替えて、着ていた汗のついたシャツはファブリーズなどをスプレーして干しておくのが良いと思います。

ワキガについても、少しだけ触れます。

アポクリン腺を手術するほどひどくないワキガならば、エタノールでの消毒で繁殖した雑菌を消毒するのが一つの方法です。

ドラッグストアでも酒精綿(アルコール綿)、エタノール液が販売していますので、参考にしてみてください。

どんなに毎日お風呂で身体をゴシゴシ洗っても、汗について気を配っていても、体臭が強い人がいます。

その違いは何でしょう。

体臭の強い人たちには、共通点がいくつかあることが分かってきています。それは、

1.お酒をたくさん飲む人 2.ストレスの多い人 3.腸内環境の悪い人

です。思い当たる節はありませんか?

逆にこの3つを改善すれば、「お父さんはクサイ」などと家族から避けられたり、洗濯物を家族から分別されたりしなくなる

、、、かもしれません。

 

お酒は適量を仲間たちと、笑いながら楽しく飲む。

休みの日は運動や趣味に没頭して、次の日からの仕事の活力にする。

整腸剤を飲んで、腸内をきれいなお花畑(フローラ)にする。

確かに元気溌剌として、いつもニコニコしている人はあまり匂わないような気もします。

 

体臭予防として、汗のエチケットを心得ることも大切ですが、腸内環境・メンタル面を整えて身体の中からキレイになることが一番大切なようです。

秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。