こんにちは、医師の秋山です。
本日は平成最後の日です。今日は僭越ながら福岡の皆さまに1つ呼びかけをしたいと思います。
福岡県民のみなさんの力で、保険料率減少の報奨金を勝ち取りましょう!というものです。
少し小さいのですが、下の広告をご覧ください。
協会けんぽでは、加入者の健康意識を高めるために、インセインティブ(報奨金)制度を導入しているそうです。
私は知りませんでした。
5つの評価項目に分けて、「上位23支部に報奨金を付与して健康保険料率を下げましょう」という方針です。
上の図によると、23位から上位に行くに従って保険料率がどんどん下がっていき、令和2年度の健康保険料率の反映されるようです。
福岡県は、、、
28位!惜しいです。
せっかくならば、福岡県民みなさんで23位以内を目指して、保険料率を下げていきませんか?
評価項目は、
①特定健診等の受診率・・・23位
②特定保健指導の実施率・・・30位
③特定保健指導の対象者の減少率・・・32位
④医療機関への受診勧奨を受けた要受診者の医療機関受診率・・・10位
⑤ジェネリック医薬品の使用割合・・・29位
です。
順位改善効果が高いと思われる②③について、少し考えてみます。
「④が10位、ととても良い」ということは血圧やコレステロールといった生活習慣病で健診異常が送付されたときに、福岡県民は「これはまずい」と思う意識はかなり高いのだと思います。
でも③にあるように、なかなか改善しないみたいです。
つまり、「福岡県は生活習慣病が改善しにくい」県のようです。
では、どうしたら改善するのでしょうか?
生活習慣病は、なかなかしぶといものです。
結局は「私達自身で生活習慣病から抜けだす」「自分の健康は自分で守るしかない」のではないでしょうか。
大きく出ましたが、改善方法は割と簡単なのです。
今日も復習しましょう。
❶ 整腸剤を毎日続けて、太りにくい体質になっていく(デブ菌・ヤセ菌)。
❷ かなり緩い糖質制限をずっと「継続する」。
これだけです。
❶・・・整腸剤はお薬ではありません。ヤクルトと同じ食べ物です。
❷・・・白ご飯や麺類を我慢するのではなく、お肉やお魚に置き換えるだけです。
整腸剤を買うところから、さっそく始めてませんか。
「3週間くらいで、結構効果が出てくるよ」と当院の患者さんは言っています。
① 「検診項目の内容について」は言いたいことがたくさんあるのですが、とにかく「まず受けてみる」ことから始めてもいいでしょう。
だんだんと精度の高い検査を知っていくのでもよいと思っています。
⑤ ジェネリック医薬品は、「効果が変わらないものと変わるものがある」のが、臨床家の実感です。
ジェネリック医薬品の質についてはこれ以上言いませんが、生活習慣病の薬に関しては、生活習慣病が改善すれば「そもそも薬を減らしていくことが可能」であると思います。
まとめ
令和2年から保険料率を下げるために、
「まず動きましょう!」
整腸剤を買いに行きましょう。
おかずをよく噛んで楽しんでたくさん食べましょう。
決して食事を我慢をしないようにしましょう。
明日から令和時代ですね。
私もこれからテレビで、平成の終わりを迎えたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。