福岡天神内視鏡クリニックブログ

コーヒーは腸に良いのか、悪いのか?

おはようございます。医師の秋山です。

 

5月9日は母の日でした。日頃の感謝を込めて母に贈り物をしました。

私の母は、厳しくも優しい方です。例えるならば、谷底に突き落とすような厳しさがあるが、その後自分も谷底に飛び込む優しさもある、そんな感じです。

いつまでも長生きしてほしいと思います。

 

閑話休題、診察の時によく「コーヒーって腸に良いんですか?」と聞かれます。コーヒーを飲んでいる方、多いんです。

 

そこで今日は、コーヒーについてまとめたいと思います。

 

コーヒーに含まれる成分で有名なのは、カフェインです。有名な効果といえば

①眠気を覚まし、スッキリする。

②リラックス効果あり。

③ストレス解消効果あり。

です。これは皆さんも経験されたことがあると思います。

 

では、コーヒーを飲むことで、腸にはどんな効果があるかというと

①腸の蠕動運動が誘発され、便秘が改善。

②腸内環境が整い、善玉菌が増える。

③腸で作られる、幸せホルモンである「セロトニン」の分泌が増える。

と言われてます。

 

ただし、これらの効果は、適量を飲んだ場合です。飲みすぎると逆効果になります。

コーヒーを飲みすぎると

①カフェインの摂りすぎで腸が刺激され、お腹が張ったり腹痛を感じるようになる。

②コーヒーに含まれるクロロゲン酸の摂りすぎで、腸の働きが逆に抑制され、便秘になる。

 

飲み過ぎは良くないということですね。具体的にですが、個人的には1日2杯までと思ってます。それ以上は飲まないようにしましょう。

 

以上、コーヒーの話でした。

大好きなスタバのコーヒーです。私は普段、コーヒーはあまり飲まないタイプですが、時々飲むとホッとしますね。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。