福岡天神内視鏡クリニックブログ

腸活クイズ第2弾を作りました!

おはようございます。医師の秋山です。

もうすぐ夏も終わりますね。私が好きな秋が近づいてきました。私は1年中長袖シャツで過ごしますので、衣替えをする必要がほとんどないです。

今年は例年にない猛暑でしたが、「あれ、なんか熱中症かも」と思いつつもスマートに長袖シャツで過ごしました。

 

さて、今回は、腸活クイズ第2弾を作りました。

それぞれ解答と解説もありますので、楽しみながら腸活について学んでいただけたらと思います。

4問以上解けたら立派な腸活マニアです。

 

それでは張り切っていきましょう!

 

問題① 腸内には、どれくらいの腸内細菌が住んでいるでしょうか?

A.1,000億個 B.10兆個 C.100兆個

 

答え:C

解説:腸内には、1,000種類、100兆個もの細菌が住み着いています。重さにして1.5kgで、これは肝臓とほぼ同じ重さです。

これらの腸内細菌が腸の中でバランスをとりながら共存しています。

腸内細菌はそれぞれ群れをなして生きているのですが、その群れがお花畑に見えることから、腸内フローラと呼ばれています。

 

問題② ヒトの免疫細胞の何%が腸内に存在するでしょうか?

A.30% B.50% C.70%

 

答え:C

解説:ヒトの免疫細胞は、70%が腸内に存在しています。内訳は、50%が小腸、20%が大腸です。免疫細胞を活性化するのが善玉菌です。つまり、善玉菌優位となるような腸内環境を保てば、免疫力が上がってきます。

 

問題③ 腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けられますが、その理想的な割合は?

A.善玉菌1:悪玉菌2:日和見菌7 B.善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7 C.善玉菌3:悪玉菌3:日和見菌4

 

答え:B

解説:腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分けられ、これらが腸内環境に影響を及ぼしています。

理想的なバランスは、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7と言われています。

 

問題④ 善玉菌の仲間である乳酸菌が主に住んでいるのはどこでしょうか?

A.十二指腸 B.小腸 C.大腸

 

答え:B

解説:乳酸菌は、主に小腸に住んでいます。小腸には免疫細胞が沢山存在していますので、乳酸菌を摂ることで、乳酸菌が免疫細胞のスイッチを押してくれます。

これは、乳酸菌が生きていても死んでいてもどちらでも効果があると言われています。

 

問題⑤ 腸内環境を保つために必要不可欠な成分はどれですか?

A.短鎖脂肪酸 B.中鎖脂肪酸 C.長鎖脂肪酸

 

答え:A

解説:腸内環境を保つために必要不可欠な成分は「短鎖脂肪酸」です。これは善玉菌が食べ物を分解する過程でできる成分です。

「短鎖脂肪酸」は具体的に3つあり、「酪酸」「酢酸」「プロピオン酸」です。

この短鎖脂肪酸が、腸のぜん動運動のエネルギー源になったり、免疫力を上げたりします。

 

いかがだったでしょうか?日頃から腸活を意識している方にとっては簡単な問題だったのではないかと思います。

 

以上、腸活クイズ第2弾でした。

 

先日、久しぶりに一蘭でラーメンを食べました。一番好きなラーメンではありませんが、たまに無性に食べたくなります。それはまるで、たまにコカコーラを飲みたくなるのと同じで、「一蘭はラーメン界のコカコーラ」と勝手に思ってます。

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。