福岡天神内視鏡クリニックブログ

サルコペニアに要注意です!

おはようございます。医師の秋山です。

 

今日は、サルコペニアの話をしたいと思います。

サルコペニアとは、「加齢による筋力低下」のことです。

「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」

これは、鬼滅の刃に登場する「炎柱」煉獄杏寿郎の名言です。

 

素晴らしい名言ですが、そうは言っても人間はなかなか老いることをポジティブに受け止めることができない性分です。理想はピンピンコロリ(略してPPKと呼ぶらしい)ですよね。

 

それではPPKとなるためにはどうすれば良いのでしょうか?

筋肉量をいつまでも保ち、サルコペニアを防げば良いわけです。

 

現在の自分がサルコペニアになっていないかの簡単な指標があります。

両手の親指と人差し指で輪っかを作り、ふくらはぎの一番太い部分に軽く当ててみましょう。

指と指がくっついたあなたはサルコペニアまっしぐらです。

 

サルコペニアによる筋肉量の低下は、まず足の筋肉から始まります。

「そういえば最近足が細くなってきたからラッキー」と思っている方、それはサルコペニアが始まっているのかもしれません。

 

それではどうすればサルコペニアを防げるのでしょうか?

それは、

①タンパク質をしっかりと摂ること。

②適度な運動をすること。

 

です。単純明快ですがなかなかこれが難しい。

 

私は、普段の食事でタンパク質をしっかりと意識して摂っていますが、それに加えて毎朝プロテインのサプリメントを8g程度一気飲みしてます。

(人間は、普段の食事に加えて、体重×0.1(g)程度のプロテインを追加で摂取すると、筋力維持、あるいは筋力増加するという報告あり)

 

また、毎日合計30分以上はウォーキングをして足腰を鍛えています。リズミカルに早歩きしていますので、幸せホルモンであるセロトニンも分泌されて一石二鳥です。

これらのおかげで足腰が鍛えられています。

 

皆さんも普段から意識して、サルコペニアを防ぎましょう!

もうすぐバレンタインデーですね。スタバでオペラフラペチーノを飲みました。まるでチョコレートを食べているかのような感覚です。ぜひ一度ご賞味を。

それでは今週もがんばりましょう。クリニックでお待ちしております。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。