福岡天神内視鏡クリニックブログ

脚を怪我して思ったこと

こんにちは、医師の相馬です。

マラソン練習で少し長い距離が走れるようになって、これからというところだったのですが・・・

最近の月1の趣味である、ソフトボールで守備をしていたときです。

守っていたセンター右に、大きな当たりが来ました。

「さあ、取りにいくぞ!」と一歩目の右足を出した途端、

ふくらはぎに「ブチっ」と、嫌な音がしました。

次の瞬間、強い痛みで動けなくなりました。

何が起こったのか理解できず、しばらく痛みの正体も分かりませんでした。

チェンジになってベンチに戻る時もすり足でしか戻れず、メンバーにバレてしまいました。

いろいろソフトボールのことを教えてくれるおじ様が言いました。

「肉離れやろう」と。

私はその時にやっと、「肉離れ(筋断裂)」を起こしていることを知りました。

肉離れを起こしたことは初めてで、こんなに痛いものとは知りませんでした。

ケガをしたことへのショック、そしてすぐに「マラソンに出場できなくなるかもしれない」という不安にかられました。

しばらくの間、ベンチで茫然自失の状態になっていました。

するとメンバーの先輩たちが私の周りに来てくれて、

「肉離れは冷やして、足を上げて、明日になってもとても痛かったら、病院行った方がいいですよ」

「俺も肉離れなったことがあります。それからは準備運動をしっかりやるようにしてますよ」

と多くのアドバイスをいただきました。

そして、「早く圧迫した方が炎症を抑えられますよ。後の治りが違ってきますから」

と一人の先輩が、丁寧なテーピングをしてくれました。

私は「医師という仕事をしながら、消化器以外の病気のことを何も知らないのだな」と自分を恥ずかしく思いました。

しかし、それと同時に心優しい方々が多くいるソフトボールクラブに入ったことを、とても幸せに思っています。

今はできないけれど、しっかり治してまたみなさんとソフトボールをしたいです。

また、どれくらいでふくらはぎの痛みが取れてくるのかは分かりませんが、ストレッチやウォーキングを再開して、必ず11月の福岡マラソンに間に合わせたいと思っています。

汚い足ですみません。ケガした翌日は、左足に比べて腫れました。

家族へも迷惑をかけ、情けない姿で歩行しています。。。

内視鏡検査と診察に影響が出ずに、本当によかったと思っています。

普段当たり前に思っている「きちんと歩くことができることの有難さ」を、ケガして知りました。

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相馬 渉院長

国立大分大学医学部卒業。
大分大学医学部附属病院消化器内科に入局し、大学病院や関連施設にて数多くの消化器内視鏡検査・治療を経験。日本有数の内視鏡検査数を誇る横浜のたまプラーザ南口胃腸内科クリニックにて「苦しくない無痛内視鏡検査」の技術を習得し、2017年7月より「福岡天神内視鏡クリニック」院長就任。