福岡天神内視鏡クリニックブログ

ゼロトレを始めてみました

おはようございます。医師の相馬です。

今回は、私が最近始めた趣味を書きます。

それは、「ゼロトレ」です。

書店に行くと店頭のベストセラーの本のところにあり、テレビでも何度か紹介されていますので、見たり聞いたりした方も多いのではないでしょうか。

「ゼロトレ」はダイエット本として紹介されています。

私がダイエット本を手に取ったのは、美木良介さんの「ロングブレスダイエット」以来です。

毎日「フーっ」と息を吐き続けた日々は、約5年間でした。

このロングブレスと整腸剤で太らなくなった私には、ダイエット自体には正直興味はありませんでした。

私が本を手に取ってみた理由は、

姿勢をもっとよくしたいから」です。

私は高校生の時に、脊椎分離症の手術を受けました。

いまでも、金具が体内に埋め込まれています。

そして子供の頃よりとても身体が硬かったので、立位体前屈(←今の小学生のスポーツテストの項目には入っていないそうです)がマイナス20㎝くらいでした。

そこで私は、昨年より「Dr. ストレッチ」に通い始めました。

ストレッチのトレーナーにはストレッチの技術的なことはもちろん、福岡マラソンに挑戦するために親身となって相談に乗っていただきました。

結局体調を崩してフルマラソンは出ることができなかったのですが、心落ちしていた私をいつも励ましてくれたトレーナーの方々には心より感謝しています。

トレーナーから数多くのストレッチを伝授していただいて、ちょうど1年が経ちました。

そろそろ「他人に頼るだけでなく、自分の責任で身体のメンテナンスをしていきたい」

と私は考えるようになっていました。

そこでこの「ゼロトレ」が書店で目に入り、中身をざっと確認します。

「これは私でも続けられそうだな」

と思い、すぐに購入してました。

帰ってさっそく本を見開きながらトレーニングを開始します。

羽が生えたように軽くなる

とキャッチコピーに書いてあるのをみて、私は真っ先に「天使の羽のランドセル」のDAIGOさんを想起しました。

実際に、トレーニングを一通りやってみて1時間。

身体に異変が起きました。

「本当に身体が軽い・・・(感想には個人差があります)」

漢方でも薬でも、新しいことは何でも自分の身体で試したくなる私は、すぐにゼロトレの効果を実感することができました。

まず、マイナス20㎝だった立位体前屈ですが、この1年間のストレッチのおかげで、ほぼプラスマイナス0までになっていました。

このゼロトレをした後に行うと、手のひらが床につくようになったことに驚きました。

これまでブリキのようであった身体が、メキメキとほぐされていくのを感じます。

しかしこれだけであれば継続しない限りまた身体が楽な方に、つまりブリキの身体に戻ろうとするはずです。

ところがなぜか普段から背筋をピンと伸ばしていないと、「身体が気持ち悪く感じる」ようになりました。

背筋をピンと伸ばして生活しようとすると、どうしても腹部のインナーマッスルに力を入れざるを得なくなります。

すると、腸の位置が自然と高い位置つまり本来腸があった場所に戻ることになります。

ここで私はチコりかけます(最近「チコちゃんに叱られる」にはまっています)。

①腹部のインナーマッスルが自然と緊張して血流がよくなる

②腸の位置が本来の場所に戻る

ことは、実は便秘を改善することに直結します。

お時間がありましたら、「便秘改善方法」のブログを見てみてください。

”便秘は治ります” ~当院の便秘外来

当院の便秘外来Vol.2 ~今日からできる便秘改善方法

同時に身体の代謝が高まることで基礎代謝量が増えるので、無理なダイエットをしなくても自然と体重が落ちていく、というわけです。

このダイエット方で私がとても重要だと思ったことは、

「楽して継続できる」ことだと思います。

マラソンやジムに通って身体を鍛えることが大切なことは分かっている。

でもどうしても実行に移すことができずにためらっている方には、ぜひ読んでいただきたいと思った本です。

おススメします。

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相馬 渉院長

国立大分大学医学部卒業。
大分大学医学部附属病院消化器内科に入局し、大学病院や関連施設にて数多くの消化器内視鏡検査・治療を経験。日本有数の内視鏡検査数を誇る横浜のたまプラーザ南口胃腸内科クリニックにて「苦しくない無痛内視鏡検査」の技術を習得し、2017年7月より「福岡天神内視鏡クリニック」院長就任。