おはようございます。医師の相馬です。
今回は、4月から常勤として就任する秋山祖久総院長(以下秋山医師、もしくは先生と書きます)について紹介します。
秋山医師の詳細につきましては、以下のメッセージやブログをご覧いただけましたらと思います。
平島医師と私が、先生と縁あって初めて食事をした時に、「がんで苦しむ患者さんが一人でも少なくなるようにという思いで医療をしてきた」という話になり、平島医師や私の理念と共鳴するものを感じました。
その後も何度か食事を共にする機会があり、先生の「もっと患者さんの役に立ちたい」という想いが強くなってきていることを感じていました。
その想いが、以下のブログに書かれています。
先生が「苦しくない内視鏡の技術」を習得していることはもちろんですが、私は何より
「患者さんの話を傾聴し、とても優しい」
ことが素晴らしいと思っています。
みなさまが胃カメラや大腸内視鏡検査を受けて、「痛みや不快な症状が、がんや潰瘍ではなかった」としましょう。
その時に「異常がないですよ」と説明をして、診療を終了することは簡単です。
しかし先生は「痛みや不快の原因となるがんや潰瘍はありませんので、安心してほしいです。でも、あなたが苦痛に思っている症状の原因はこうではないでしょうか」
とゆっくりと話を続けていきます。
内視鏡検査で症状の原因となる器質的疾患がもしなかったとしても、患者さんが苦しんでいる症状の原因をいつも論理的に考え、患者さんと一緒に症状を改善する方法を探していく姿勢が、一般的な病院やクリニックの医師と違うところであると私は思っています。
ブログにも書いてあるように、先生の趣味は読書であり、医学的知識が豊富です。
その他の引き出しもとても多く、かかりつけ医としての素質は計り知れないものがあると私は感じています。
もし私が患者さんならば、秋山医師にかかりつけ医になってもらいたいと思っています。
先生は、胃や大腸の疾患はもとより「肝臓疾患」についても詳しく、常日頃から研鑽しています。
「検診で脂肪肝を指摘されているが、このままにしていていいのだろうか」
「B型肝炎のキャリアと言われているけど、以後の検査はしなくてよいのだろうか」
肝臓は胃や腸と同じく「沈黙の臓器」と言われており、疾患が増悪していったとしてもなかなか症状として出てきません。
人間は、肝臓なしでは生きて行くことができません。
なぜならば、腸と同じく肝臓は「栄養やきれいな酸素を全身に送る」というとても重要な働きをしているからです。
毎日の健康を維持するために大切なことは、「腸を強くすること」であると私は信じていますが、毎日の仕事や家事を元気に行っていく上で、「肝臓の働き」も重要なカギを握っています。
「肝臓で気になっていることがあったら、いつでも僕を呼んでほしい」
と言っています。
野球観戦と同じくらいサッカーを見ることが好きな私は、ふと
「僕の左足にボールがあるときは、いつでも注目してほしい」
というある選手の言葉を思い出しました。
この言葉は、長い間サッカー日本代表の10番を任され、現在Jリーグジュビロ磐田の監督をしている名波浩さんが、大卒後の超大型ルーキーとしてジュビロ磐田に入団したときのコメントです。
ちなみに先生は、医大を卒業するまでサッカー部に所属していました。
しかも「利き足は左」です。
・・・ふと、雰囲気もどことなく名波監督に似ているような気がしませんか。
ちなみに声も名波監督に似ています。
手も左利きなのですが、実は内視鏡医にとって「左利きであるということは天性の才能」であり、私はうらやましく思っています。
最近はクリニックで、患者さんの診察や内視鏡検査までの期間が長く空いてしまうようになり、多くの患者さんに医療を提供するタイミングが遅れてきていました。
秋山医師が加入することにより、これまでより早くみなさまへ安心できる医療が提供できるようになると思います。
万を辞して、福岡天神内視鏡クリニックの10番エースが加入します。
平島医師、私ともども、「総院長秋山祖久」をよろしくお願いいたします。