福岡天神内視鏡クリニックブログ

腰痛、背部痛と腸の関係について

おはようございます。医師の秋山です。

コロナ感染者数が全国的にあっという間に減少しました。この急激な経過は世界でも稀だそうで、感染症の専門家もよく分からないそうです。

緊急事態宣言の効果があったのか、自然経過なのか、これから検証が必要でしょうね。

 

閑話休題、皆さんは腰の痛み(腰痛)や背中の痛み(背部痛)を一度は感じたことがあるのではないかと思います。

実際、日本人の9割が、腰痛や背部痛を自覚したことがあるそうです。

 

それでは、腰痛や背部痛の原因って何が考えられるでしょうか?

 

大学生の頃、ポリクリ(病院実習)で整形外科を実習した時、整形外科の先生が、

「腰痛や背部痛の8割以上は筋肉、骨、神経のいわゆる整形外科的な痛みだよ。」

と教えられました。私も普段診療をしていて、まさしくその通りだと思います。

 

それでは残りの2割弱の原因は何が考えられるのでしょうか?

 

答えは「お腹の中の臓器」です。

 

お腹の中に収まっている、胃、小腸、大腸、腎臓、膀胱、膵臓、脾臓、子宮、卵巣に何らかの病気があり、それが原因で腰痛や背部痛が出現します。

 

中でも、私の専門分野である「胃、小腸、大腸」ですが、腰痛、背部痛の原因の2~3%を占めると言われています。

 

それでは、「胃、小腸、大腸」で何が起こると腰痛、背部痛が出現するのでしょうか?

 

それは、「圧迫」です。

 

お腹にガスが溜まりすぎたり、便秘などが原因で、腸が拡張し、周囲の神経や血管を圧迫することにより、腰痛や背部痛が出現します。

 

普段からお腹が張っていたり、便秘で悩んでいる方で、腰痛や背部痛がある場合、その原因は腸にあるかもしれません。

 

もちろん、腰痛や背部痛はまずは整形外科を受診するのが一番です。

整形外科を受診しても、原因不明な痛みの場合、お腹の中の臓器を検索する必要があると思います。

以上、腰痛、背部痛と腸の関係でした。

 

 

私のお気に入りのお店である「レストラン達」のハヤシライスです。

「レストラン達」といえば毎月限られた日にしか出ない「ビーフシチュー」が有名ですが、このハヤシライスは、ビーフシチューのソースを使用して作られます。これも毎月限られた日にしかメニューに出てきません。

非常にまろやかで美味しいです。ぜひ一度ご賞味を。

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

 

 

秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。