福岡天神内視鏡クリニックブログ

ウイルス感染防止のため、室内は適切な湿度を保ちましょう!

おはようございます。医師の秋山です。

 

コロナウイルスの第8波が猛威を奮っています。

一体いつまで続くんでしょうね。勘弁してほしいです。

 

私は先日、5回目のコロナワクチンを接種してきました。ファイザーのBA.4-5対応型ワクチンです。

 

診療終了後にいつものように地下鉄に飛び乗り、いつもの診療所でいつものようにスマートに受付を済ませ、ワクチンを打ってもらいました。

私はワクチン接種後に必ず発熱、倦怠感という副反応に苦しむのですが、今回も予想通り副反応が出ました。

新型ワクチンも従来型ワクチンと副反応の出現率に差はない、とのデータが出てはいたものの、もしかしたら副反応が出ないかもしれない・・・そう期待してましたがダメでした。

 

「もう二度とワクチンなんか打つもんか」と毎度のように思いますが、6回目の接種券が自宅に郵送されてきたら、私は必ずワクチンをまた打ちに行きます。

全ては福岡院に診療に来てくださる患者さんのためです。

 

さてこのコロナウイルスですが、室内の湿度が、感染率や感染後の重症化率と関係しているという論文が発表されてました。

(Journal of the Royal Society, Interface. 2022 Nov;19(196);20210865. pii: 20210865.)

 

ざっくりと結論を言うと

「室内の湿度を40%〜60%に保ってるとコロナウイルスの感染率、死亡率が少なくなる」

とのことです。

 

面白いと思ったのは、湿度が40%未満でも、60%以上でも、感染率、死亡率ともに上昇するとのこと。

つまり、冬の乾燥した季節も、夏のジメジメした季節も、コロナウイルスは猛威を振るうのに格好の条件であるということでしょうか。

でもなんで湿度が低すぎても高すぎてもコロナウイルスの感染率や死亡率が上がるんでしょうね?原因は不明とのことで、これから判明するのかもしれません。

 

これからの季節は空気が乾燥しますから、加湿器で室内の湿度を適度に保ちましょう!

 

以上、コロナウイルスの話でした。

我が家で使用している加湿器です。室内は常に50%前後を維持しています。

これでコロナ感染を防ぎたいと思っています。

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。