福岡天神内視鏡クリニックブログ

ビタミンについて覚えてほしいこと。

おはようございます。医師の秋山です。

 

さて、今回は「ビタミン」の話です。

人間は慢性的にビタミン不足と言われていますので注意が必要です。

それでは今回は問題形式でビタミンの知識をおさらいしましょう。

 

問1:「ビタミンを簡潔に説明せよ」

 

解答:「糖質、脂質、蛋白質の代謝を円滑にするために必要な栄養素」

 

解説:「ビタミンってなに?」って聞かれてもすぐには答えられないですよね。そんな時は解答のようにサラッと答えましょう。「生きてく上で必要な栄養素だよね」と付け加えるとモテ度アップです。

 

問2:「ビタミンは何種類ありますか?」

 

解答:13種類

 

解説:ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、ナイアシン、ビオチン、葉酸、パントテン酸の13種類です。

 

問3:「水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けなさい」

 

解答:

水溶性ビタミン→ビタミンB1、B2、B6、B12、C、ナイアシン、ビオチン、葉酸、パントテン酸の9種類

脂溶性ビタミン→ビタミンA、D、E、Kの4種類

解説:水溶性ビタミンは9種類と多いので、脂溶性ビタミンを語呂合わせで覚えちゃいましょう!

 

「脂溶性ビタミンはこれだけ(DAKE)」

これでバッチリです。一発で覚えられましたね。

 

ビタミンは体内でほとんど作られることがなく、食べ物やサプリメントから摂取するしかないと言うのが従来の見解でした。

しかしながら近年、腸内細菌がビタミンを合成することが分かってきています。

 

問4:「腸内細菌はどのビタミンを合成することができますか?」

 

解答:ビタミンK、ビオチン、葉酸、パントテン酸、ビタミンB2、B6、B12

 

解説:もちろん、全てのビタミンを合成することはできませんが、腸内細菌はこれだけの種類のビタミンを合成することができるんですね。

それではこれも語呂合わせで覚えちゃいましょう!

「蝶が花瓶の葉に2×6=12匹」

蝶=腸内細菌

花=ビタミンK

瓶=ビオチン

葉=葉酸

2=ビタミンB2

6=ビタミンB6

12=ビタミンB12

です。

 

腸内環境を整えていれば、腸内でこれだけのビタミンが合成されますので、ビタミン不足が解消できます。

腸活して、ビタミンを腸から合成しましょう!

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。