おはようございます。医師の秋山です。
いきなりですが、「シンバイオティクス」という言葉をご存知でしょうか。
「プロバイオティクス」+「プレバイオティクス」=「シンバイオティクス」です。
「プロバイオティクス」とは、善玉菌を摂ることです。
「プレバイオティクス」とは、善玉菌を育てることです。
つまり、善玉菌を摂り、かつ育てることを「シンバイオティクス」と言います。
最近のヨーグルトを観察すると、手軽にシンバイオティクスができる商品が増えています。
おそらく、コロナ禍で健康意識が高まり、「腸活」についての知識が増え、シンバイオティクスのニーズが増えているからだと思います。
最近のお気に入りのヨーグルトは、グリコの「ビフィックス」です。
以前もこのブログで説明しましたが、ビフィックスにはグリコが発見した「ビフィズス菌GCL2505株」が含まれています。
この菌は、しばらく体内で増殖し続けるという特徴があります。このため、数日に1回食べれば良いです。
さらにこのヨーグルトには「イヌリン」という水溶性食物繊維を含んでいます。水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維であり、善玉菌のエサになり、さらに便を軟らかくして便秘解消になるという効果があります。
つまり、ビフィズス菌が摂りつつ、善玉菌のエサになる食物繊維も摂れるんです。
これだけで「シンバイオティクス」が完成しますね。
「ビフィックス」を食べてみると分かるのですが、ちょっと硬めのヨーグルトです。私はこの硬めのヨーグルトが好きです。昔の給食で食べた「グリコヨーグルト健康」を思い出します(余談ですが、小学生の頃は給食が大好きで、1回も残したことがないです)。
シンバイオティクスを手軽に摂りたい方は、ぜひビフィックスのようなヨーグルトを食べてみてくださいね。
コメダ珈琲での私の朝食です。ミソカツパンは私の最近のお気に入りです。朝ごはんで時々黙食してます。ライザップの時の朝ご飯のクセがまだ抜けてないです。
それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。