福岡天神内視鏡クリニックブログ

「InstagramやFacebook投稿」と「心身の健康」の関係

おはようございます、医師の秋山です。

当院はFacebookとInstagramをしています。

投稿をしたり、毎日他の方の投稿を見る機会が増えました。

今回は「FacebookやInstagramの投稿することや見ること」と「心身の健康」の関係について書きたいと思います。

何か関係があるんでしょうか・・・

 

数年前になりますが、ある特集で「Facebookを利用している8割の方が続けていると気分が滅入ってくる」という記事がありました。

「フォローしている投稿者の記事が楽しそうなことで、だんだんと自己嫌悪に陥ってしまう」のだそうです。

確かに投稿を見ていると、旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、マラソンしたりと、みなとても楽しそうです。

「それに比べると、自分の生活なんて何も楽しくないな」

と思うと、投稿を見るのがつまらなくなります。

毎日ブログを更新している人、1日に何回も投稿する人を見ると、

「何だ、この投稿って自己満足じゃないか」

「大して面白くもないな」

と思うようになり、しまいには投稿アプリを開かなくなります。

FacebookやInstagramはそもそも生活に不可欠なものではありません。嫌ならば開かなければ良いのです。

 

今回私は、毎日投稿する人やたくさん投稿する人のことを考えました。

彼らに共通することは、「人生を楽しんでいる」ということです。

そして自分が大好きなことも分かります。

自分が大好きで、人生を楽しんでいることは、周りから見るとテンションが高くて少々面倒くさい人に映るかもしれません。

でも毎日投稿する、思ったことを投稿することで、「今この瞬間を真剣に生きている」ことを残していると思います。

この人たちの投稿を見ていると、ときどき落ち込んだりうまくいかなかったりしていることも書いています。

でもだいたい次の日には、3倍くらいポジティブな投稿になっています。

みんながすべてうまくいくわけではないけれど、落ち込んだり考えたりしながら自分の力でまた這い上がる。

SNSという新しい道具を使って、毎日投稿する人はなりたい自分へ少しずつ近づいているのだろう、と感じます。

また短くてもいつも文章を書くことは、物事を深く考え自分の考えを明確にする訓練になるようです。

 

投稿を見る人にとっては、「何でわざわざ他人の自己実現への道を見なければいけないんだ」と思われるかもしれません。

でもちょっと客観的な視点で投稿をみていくと、自分の心身の健康を測るバロメーターにもなるのではないかと思います。

他人の投稿を見た時の、自身のリアクションを振り返ってみましょう。

 

1.投稿を見た瞬間に、即座に「いいね」を押している

2.見てすぐは、ためらいや胸につっかえる感じがあるけど、しばらくしてようやく「いいね」を押す

3.どうしても「いいね」を押す気になれずに、ついに押せない

たかが「いいね」1つを押すだけなのですが、”すぐに行動が起こせるか起こせないか”は心身の健康が影響していると考えています。

 

1の人は自分が投稿をしなくても、自らが充実した日々を送っていると思います。

2の人は、最近面白くない日々を送っていたり、人を好きになれなかったりしていることが続いているのではないかと思います。

3の人は、現段階では他人の投稿を見ない方がいいでしょう・・・。

 

毎日投稿する人は、「いいね」が少なかろうと、コメントが0件でも何も気にしていません(たぶん)。

でも、いつも元気いっぱいで投稿している人が、投稿頻度が減った場合には、「おや?」と気になります。

 

疲れているときは、無理して投稿を見ずにスマホから離れてみましょう。

いつもより、「いいね」を素直に押せないなというときは、心身が疲れているのかもしれません。

できたら陽だまりのような穏やかな心で、周りの人が頑張っていることを温かく応援できるようであったらいいなと思います。

最後に当院のInstagramのご紹介です。

「胃腸は健康に保って、美味しいものはしっかり食べる」

という、”良いとこどり”ができないかなと思って、毎日更新しています。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。