福岡天神内視鏡クリニックブログ

ビタミンD製剤を飲んでみて

おはようございます。医師の秋山です。

1月18日のめんたいプラスの放送の中で、ビタミンDの効能について、当院の相馬医師先生が分かりやすく説明されました。そこでビタミンDに関する私の実体験について話をしたいと思います。

私はある年齢を境に突然、咳喘息に悩まされるようになりました。咳喘息はアレルギー疾患の一種であり、何らかの誘因で空咳が出現し、数週間~数か月続きます。咳喘息が出現する誘因は人それぞれで、私の場合は風邪をひいた後に必ず咳喘息を発症し、2か月以上空咳が続きます。放っておくと気管支喘息に移行することもある病気です。治療としては鎮咳薬やステロイド吸入薬を使用するのですが、何回も使用するとだんだんと効果が弱くなります。私も薬が効かなくなったため、他に咳喘息に効果のある治療がないか調べていたところ、ビタミンDを服用すると気管支喘息発作を優位に予防できるという論文を目にしました。そこでビタミンD製剤を購入し、服用し始めたところ、服用後1週間で咳喘息が治りました。この時、ビタミンD以外はなにも薬は使用していませんでした。

ビタミンDは脂溶性ビタミンの1つで、「青魚などの食べ物から摂取する」、「紫外線を浴びて体内で生成する」、「サプリメントを服用する」、このいずれかで補充することができます。ビタミンDの機能としては骨を形成することで有名ですが、最近分かってきたその他の機能として、①細胞分化誘導、②免疫担当細胞の調整、③血圧上昇ホルモン分泌の調整、などがあることが分かりました。具体的には、

① により、正常な細胞への分化を誘導するため、癌細胞になるのを予防する。
② により、免疫力が向上する。また、アレルギー疾患や自己免疫性疾患の増悪を防ぐ。
③ により、高血圧を予防する。 です。

日本人の半分以上はビタミンD欠乏症ということで、補充が必要であると言われています。

私はビタミンD製剤を毎日服用するようになり、1年以上経過していますが、咳喘息はおろか、風邪自体をひかなくなりました。免疫力が上がってきたのでしょうね。糖尿病や認知症の予防にも効果があることが分かってきています。まさに万病に効果のあるビタミンですね。今後も毎日飲んでいきたいと思っています。

ビタミンD製剤は1粒4000I.U.の高濃度ビタミンD製剤がお勧めですが、なかなか購入ができない場合は、ドラッグストアに売っている1粒1000I.U.のビタミンD製剤から始めてはいかかでしょうか。

ビタミンDの勉強のために読んだ本です。タイトルに惹かれて購入しました。