福岡天神内視鏡クリニックブログ

逆流性食道炎になりやすい生活とは

こんにちは、医師の秋山です。

逆流性食道炎の症状を持つ人は年々増えていると言われています。

数十年前はほとんど報告はありませんでしたが、現在では日本人の20%を超えるとも言われています。

逆流性食道炎の原因は、「胃酸が増えてしまうこと」と「食道と胃のつなぎ目が緩くなること」です。

胸焼けや逆流感・のどのつかえ感がある方は、普段から「胃酸が増えないように」、「食道とつなぎ目が緩くならないように」生活すると良いと思います。

症状がある方は、以下のことがないか見直してみましょう。

● 高脂肪の食べ物や刺激物の摂りすぎ、暴飲暴食や早食いの習慣があると、胃酸がたくさん出るようになります。

● 猫背であったり姿勢が悪かったりすると、腹圧が上昇して胃酸が食道に上がってきやすくなります。

● ストレスやたばこ・飲酒の習慣があると、食道と胃のつなぎ目が緩くなってしまいます。

胃酸を抑えるお薬もありますが、食べ物の消化を妨げてしまいます。

胃酸を抑えるお薬を飲む場合には、一時的に飲むように心がけましょう。

 

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。