福岡天神内視鏡クリニックブログ

「脳腸相関」を考える。

おはようございます。総院長の秋山です。

ラグビーW杯は南アフリカの優勝で終わりましたね。真剣勝負はどのスポーツも面白いです。今週は11月7日にボクシングWBSSバンタム級決勝が行われます。“モンスター”井上尚弥選手が、フィリピンの英雄であるノニト・ドネア選手と戦います。今から楽しみです。

話がそれましたが、今日は「脳腸相関」について話をしたいと思います。

私は今年の5月にトライアスロンに参加するためにホノルルに行ったのですが、現地で便秘になってしまい辛い思いをしました。普段は便秘しないのになぜでしょうか。これは「脳腸相関」で説明が可能です。

①ホノルルという普段とは違う環境により、私の脳が強いストレスを感じる。

②自律神経が乱れ、交感神経が興奮してしまう。

③腸の蠕動運動が鈍くなり、便秘になる。

こういう流れだと考えられます。ストレスは腸にも悪影響を及ぼすことがよく分かります。実際、日本に帰ってきたら便秘はすぐに治りました。

それでは、緊張して下痢する場合はどうでしょうか。これも「脳腸相関」で説明が可能です。

①テストやプレゼンの前で「失敗したらどうしよう」という不安を感じる。

②不安を抑えようと、副交感神経が過敏に働きすぎる。

③腸の蠕動運動が強くなりすぎて、下痢になる。

いわゆる、過敏性腸症候群はこんなメカニズムと考えられます。

ストレスや不安、緊張は腸にもよくないことが分かります。しかしながら普段の生活でこれらから逃れることはなかなかできないですよね。だからこそこれらを「解消」する方法を見つけることです。

私は「美味しいものを食べながらお酒を飲む」と「よく寝る」ことで解消されます。皆さんも自分のストレス解消法をみつけてくださいね。

先日の講演会のために勉強した本や雑誌です。非常に勉強になりました。腸は奥が深いです。

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしています。

秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。