こんにちは、医師の秋山です。
今回は「胃がん」について書きたいと思います。
現代は2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人が「がん」で亡くなる時代と言われています。
その中で胃がんで亡くなる方は、実は年々減少しています。
どうして胃がんで亡くなる方が減っているかというと、一番は内視鏡検査(胃カメラ)の普及のためと言われています。
胃カメラを受ける方が増えて、胃がんが早期で見つかる割合が増えたために、胃がんで亡くなる方が減少したということです。
よって胃がん死減少の恩恵を受けるためには、胃カメラを受けることが一番大切ということになります。
また2013年から保険診療下で除菌治療ができるようになりました。
現在年間150万人もの方が除菌治療を受けています。
除菌による胃がん死の減少効果は今の所未知数ですが、今後データが出てくると思います。
胃カメラを定期的に受け、胃がんで亡くなること予防しませんか。