福岡天神内視鏡クリニックブログ

「倍加時間」から緊急事態宣言を考察する。

おはようございます。医師の秋山です。

週末はステイホームしていましたので専ら読書にふけりました。6月には講演会が控えています(延期になるかもしれませんが)。読みたい本が沢山あるので、amazonで大量に買い込み、GWは読書三昧しようと企んでいます。

さて、週末にふと「緊急事態宣言でコロナは収束してるのだろうか?」と疑問に思いました。暇でしたので、新型コロナウイルスが収束しているか考察してみました。

以前、ブログで基本再生産数を解説しましたが、時間もありましたので、「倍加時間」を自分で計算しました。

「倍加時間」とは、感染者数が2倍になるのにかかる日数のことです。「半減期」の逆バージョンと思えばいいです。この「倍加時間」が増えてくれば、新型コロナウイルスは収束していくと考えられます。(「倍加時間」の計算式は複雑ですので、簡便な計算式を使用しました。)

まずは福岡県の4月20日から25日までの感染者累計数(人)、および倍加時間(日)です。

4月20日(月) 521人 10日

4月21日(火) 542人 11日

4月22日(水) 563人 12日

4月23日(木) 575人 13日

4月24日(金) 587人 13日

4月25日(土) 601人 14日

ちなみに、緊急事態宣言が出された4月7日の福岡県の倍加時間は5日です。

現在の福岡県は、「倍加時間」が緊急事態宣言時と比較すると約3倍ほど伸びています。いい傾向ですね。これは、我々がじっと我慢して自粛している成果ではないでしょうか。

自粛で閉じこもっていると気分が滅入ります。こういう結果を見て、ポジティブに考えていきましょう!

 

頭をリフレッシュするために読んだ雑誌です。写真のスポーツ雑誌「Number」は毎回読んでいますが、特にサッカー特集の時は毎回素晴らしい記事ばかりです。サッカー特集をすると販売部数が伸びるらしいのですが、それもうなづけます。

さて、福岡院は4月29日からGW休みに入ります。明日まで頑張りたいと思います!

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。