福岡天神内視鏡クリニックブログ

感染性腸炎に気をつけましょう!

おはようございます。医師の秋山です。

最近、室内犬を飼いたいなと考えるようになりました。ネットでブリーダーの子犬の写真を眺めていると、我ながら根っからの犬好きなんだなと思ってしまいます。

 

さて、今日はこれから増えてくる感染性腸炎について解説します。

感染性腸炎は、ウイルスや細菌が原因ですが、基本的には微生物に汚染された食品を食べたり、感染した方の排泄物を介して感染します。

 

感染性腸炎は通年性ですが、一般的には、細菌は夏に多く、ウイルスは冬から春に多いです。

以下はこれからの季節に多くなる細菌性腸炎の原因菌トップ3です。

 

  1. カンピロバクター

加熱処理が不十分な鶏肉で感染します。

潜伏期間は5日前後です。発症までの期間が比較的長く、原因が分からないケースがあります。合併症として、感染後2週間ほどで手足の麻痺などが起きる「ギランバレー症候群」があります。

 

  1. サルモネラ菌

加熱処理が不十分な肉類や卵で感染します。

潜伏期間は6時間から72時間です。発症までの期間が短いので、食中毒とすぐに分かります。発熱、激しい腹痛、下痢が特徴です。血便が出ることもあります。

 

  1. 黄色ブドウ球菌

おにぎりやサンドイッチなどの「手作り食品」で感染します。手指や傷口に住み着いており、食品で増殖するときに毒素を作ります。潜伏期間は30分から数時間と非常に短いです。嘔吐、腹痛、下痢が主症状ですが、発熱はあまりありません。

 

これらの細菌性腸炎ですが、感染予防として最近注目されているのが、腸内細菌です。

腸内細菌のバランスが保たれ、安定した腸内フローラが形成されていると、細菌の増殖を抑え、腸内に定着するのを防ぎます。

 

普段から整腸剤を内服し、腸内環境を整えておきましょう!

 

ふるさと納税でいただいたシャインマスカットです。

ポリフェノールたっぷりで、動脈硬化予防やがん予防になると言われています。美味しくいただきました。