福岡天神内視鏡クリニックブログ

ビタミンDと腸内細菌の関係について

おはようございます。医師の秋山です。

 

最近、はたらく細胞をよく読んでます。漫画ですが、内容はかなりハイレベルです。私が大学院時代に研究していた「制御性T細胞」も登場するので驚きです。美人秘書風キャラクターの設定になってます。

興味がある方は読んでみてください。

 

さて、冬は日照時間が短いため、ビタミンD不足になりがちです。私は毎日ビタミンDのサプリメントを飲んでます。

 

実はこのビタミンDですが、腸内細菌のバランスと相関関係があるということが分かってきました。つまり、血中ビタミンD値が高い方は、腸内細菌のバランスが良いとのことです。

 

特に、ビタミンD値が高いと、酪酸菌などの「酪酸」を産生する腸内細菌が増えるという報告があります。

 

酪酸菌については下記をご参照ください。

酪酸菌について

 

 

ビタミンDと整腸剤を飲んで、健康に過ごしたいものですね。

私のビタミンDの教科書である「サーファーに花粉症はいない」とはたらく細胞の6巻です。

6巻には、新型コロナウイルスに感染した時に体内でどのようなことが起こっているか、が漫画でわかりやすく描かれています。

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

 

 

 

 

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。