福岡天神内視鏡クリニックブログ

風邪や胃腸炎に抗生物質意味ないことご存じですか?

おはようございます、医師の平島です。

最近、寒さが一段と増して風邪や胃腸炎にかかる方が増えています。空気が乾燥するとウィルスは増殖しやすくなるという性質があり、冬になると空気が乾燥するため風邪や胃腸炎、インフルエンザが増えてきます。インフルエンザや風邪の大部分がウィルス感染ですので、バイ菌に対して効果のある抗生物質を服用することは全く意味のない行為となってしまいます。自分の免疫力でウィルスを退治しているのですが、抗生物質を服用することによって治ったと医療者・患者さんともに勘違いしてしまいます。

とにかく感染予防には免疫力を高めることが大切ですので、定期的な高濃度ビタミンC点滴を行ったり、サプリメントとしてビタミンDを普段から服用することが重要となってきます。

風邪やインフルエンザで寝込むことこそ時間と人生の無駄ですよね。

先日玄界灘で取れた魚の丸焼きを食べました

 

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平島 徹朗理事長

国立佐賀大学医学部 卒業。
大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。