おはようございます。医師の秋山です。
日曜日にブラックペアンが最終回となりました。
大門未知子のドクターXもそうですが、外科はやはり絵になりますね。神の手を持つ医師は尊敬します。
「片っ端から救ってやるよ」と二宮くんが演じる渡海先生は、カッコよかったです。
特に一番心打たれたのは、
「そのままでいい、普通でいい。医者は患者のことだけ考えろ。救え、ただ人を救え。俺の尊敬する医者の言葉です」
という渡海先生のセリフです。
私は神の手もない一医者ですが、患者さんのことだけを考えて、でもたまには楽しいこともも考えて、これからも頑張っていこうと思いました。
さて、今日は当院スタッフから教えてもらった「睡眠アプリ」を紹介します。
これは、”良く眠れるようになるアプリ” ではありませんが、自分の睡眠状態を知り、睡眠改善のきっかけを提供してくれる、面白いアプリです。
睡眠状態を知るなんて、パルスオキシメーター(指に装着する睡眠中の酸素濃度を測る機械)を付けなけらばわからないだろう、と思っていました。
でも、これは寝る前にボタン1つでセットして布団の隣にスマホを置くだけです。
本当にこんなことで睡眠状態が分かるの?
半信半疑で試してみましたが、起きてみると面白い結果が出ていました(^^♪。
就床時刻と入眠時刻と起床時刻が記録され(何で入眠がわかるのか不思議ですが)、睡眠時間が分かります。
これだけでも、日常の睡眠時間を自覚することができます。
さらに、「睡眠の深さ」、「中途覚醒の回数」、「睡眠効率」まで分かるという優れモノです!
しかも無料アプリです。送料・手数料もありません。
ジャパネットみたいになってしまいましたが、このアプリのクオリティーの高さにはちょっと驚きました。
どうやら、睡眠時の呼吸音やいびきの音を繊細に感知しているようです。
いびきの録音もできるようです。
私は布団に入ってから、4分14秒でノンレム睡眠に入ってました。
睡眠まで0.93秒ののび太くんにはかないませんが、睡眠効率が98.5%と良かったので、良い睡眠が取れているようです。
胃の不調で受診される方に最近の睡眠状態を聞くのですが、「あまり良く眠れていない」という方が多いように感じます。
”メンヘラ” なんて言葉がありますが、現代は「1億総うつ社会」ともいわれ、みんなが社会で生きていくことが苦しく大変な時代となっています。
苦しい時代を生き抜いていくには、ベースとなる「よい睡眠」が欠かせないと思います。
辛くて苦しいときは、
「焦らずに全てを忘れて、とにかくたくさん眠る」
ことが近道になることがあります。
「よく眠れている」ことは、「おいしくご飯が食べれている」ことと同じくらいメンタルヘルスの重要な要素です。
気軽に一度使用してみると、面白いかもしれません。