福岡天神内視鏡クリニックブログ

緊張感を作らない採血

こんにちは、医師の秋山です。

今回は、採血検査について書きたいと思います。

採血検査は、痛くて嫌なものです。

私も受けるのは苦手です。

 

現在、診療時に毎日採血をしていますが、今回は「採血をする側の気持ち」を書いてみたいと思います。

まず、血管がしっかり出ている人の採血は、あまり気になりません。

血管が細くても出ていれば何とかなりますが、「採血しますね」と言った瞬間に血管が見えなくなる人がいます。採血を受ける側は緊張するので、見えていた血管がさらに細くなります。

診療でお話ししながらリラックスしてもらい、緊張しない状態で採血までできるように、となるべく心がけるようにしています。

 

血管が細い・見えない人もいますが、自分が受ける時に言われたくないのは、

「うーん、血管がないですね・・・」という採血側の失敗するかもという不安からの言葉です。これは決して出さないようにしています。

また、採血側の緊張感が伝わる変な「間」も作り出さないように気をつけています。

内視鏡検査と同様に、採血もできる限り苦しくないよう最善を尽くしています。

これからも安心して受けていただけるように、これからも工夫していきたいと思います。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。