福岡天神内視鏡クリニックブログ

大腸憩室について

 こんにちは、院長の相馬です。

大腸憩室は、大腸の壁がふとしたはずみに外側に飛び出た、「袋」です。

内視鏡で大腸の中から観察すると凹んで見えます。

憩室は10人に1人くらい持っていると言われていますが、実際に観察すると34人に1人くらい持っているのではないかと思っています。

大腸ポリープではないので、ふだん切除や治療する必要はありません。

ただ憩室の中に便がはまり込んで宿便の原因になったり、お腹の張りの原因になることがあります。

またまれですが、憩室に炎症を起こして腹痛が起きたり、憩室から出血することもあります。

一度できた憩室は元に戻ることはありません。

憩室のトラブルを予防する根本的な対策はありませんが、疲れやストレスを溜めないこと、整腸剤を毎日飲むことで腸内環境を良くしておくことをお勧めします。

 

相馬 渉院長

国立大分大学医学部卒業。
大分大学医学部附属病院消化器内科に入局し、大学病院や関連施設にて数多くの消化器内視鏡検査・治療を経験。日本有数の内視鏡検査数を誇る横浜のたまプラーザ南口胃腸内科クリニックにて「苦しくない無痛内視鏡検査」の技術を習得し、2017年7月より「福岡天神内視鏡クリニック」院長就任。