福岡天神内視鏡クリニックブログ

コロナウイルスについて。

おはようございます。総院長の秋山です。

コロナウイルスが流行しており、皆さん戦々恐々とされているのではないかと思います。今やコンビニのマスクも売り切れ状態が続いているという状況です。

我々医療従事者は、冷静にこの状況を把握しないといけませんし、きちんと勉強する必要があります。

ここで、現時点で私が調べたコロナウイルス感染症について簡単に書き留めておきたいと思います。

コロナウイルスは以前から存在するウイルスで、6種類が存在しており、いわゆる「風邪」の原因の1割はコロナウイルスです。

今回、中国から発生したコロナウイルス感染症は、これまでの6種類のウイルスとは違う、7種類目のコロナウイルスということになります。

このコロナウイルスは、何らかの野生動物からヒトに飛沫感染し、現在はヒトからヒトへ感染しています。

感染経路ですが、感染者の咳から感染したり、感染者の体液が付着した手で口などを触ることで感染するので要注意です。

感染力を数値化した基本再生産数(1人の患者が何人に感染させるか)ですが、1.4~2.5と言われており、インフルエンザが2.0と言われていることを考えると、インフルエンザと同じくらいの感染力と思われます。なかなかの感染力です。

また、致死率が現時点で約2%程度であり、インフルエンザの致死率0.1%よりもはるかに高いです。恐ろしいですね。

死亡者の平均年齢が約73歳で、多くは糖尿病、肝硬変や脳梗塞などの基礎疾患を持った方とのことでした。基礎疾患を持った高齢の方は要注意です。

有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく、基本的には対処療法となります。抗HIV薬が効果があるのではないかと言われていますが、使われるとしても重症者のみでしょう。

これらより、一番の予防法は手洗い(30秒以上かけて)とうがいだと思います。マスクも予防には有効でしょうが、きちんと鼻までマスクをすることが必要で、手でマスクを触り過ぎるのはかえって逆効果です。

以上より、外出した際は、必ず手洗い(30秒以上かけて)、うがいをしてください。

 

それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。

秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。