おはようございます。医師の秋山です。
最近、「うどんMAPサタデー」の「うどん体操」にハマっています。
さて、今回は「ビフィズス菌」について解説します。
ビフィズス菌は、善玉菌の代表的な菌の1つです。赤ちゃんの便から発見されました。
生まれてすぐは、腸内細菌の99%をビフィズス菌が占めていますが、加齢と共に減っていき、40~50代で腸内細菌の数%まで減ってしまうと言われています。
このビフィズス菌ですが、「偏性嫌気性菌」という種類であり、酸素が非常に少ない大腸に生着しています。
ビフィズス菌は、大腸まで届いた食物繊維やオリゴ糖を食べることにより、「乳酸」や「酢酸」などの短鎖脂肪酸を産生します。短鎖脂肪酸の効果については以下を参照ください。
https://www.fukuoka-tenjin-naishikyo.com/blogpage/2020/07/06/7328/
乳酸菌と違い、ビフィズス菌を含む食品は非常に少ないです。ですので、食物繊維やオリゴ糖を摂って自前のビフィズス菌を育てるか、あるいはヨーグルトや整腸剤を飲んでビフィズス菌を補充してあげましょう!何もしなかったらビフィズス菌はどんどん減ってしまいますので要注意です。
以上、ビフィズス菌の解説でした。
7月18日に福岡院は開院3周年を迎えました!
ここまで大きく成長できたのも皆さんのおかげだと思っています。いつもありがとうございます。
私達は「福岡で一番、内視鏡検査が受けやすいクリニック」を目指しています。
「福岡で一番になるには、福岡で一番努力しないといけない」がモットーです。気づけばクリニックのことばかり考えています。
少数精鋭ですが、優秀なスタッフと共にこれからも精進していきたいと思います。
それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。