おはようございます。医師の秋山です。
10月10日は「赤ちゃんの日」だそうです。10ヶ月の妊娠期間を「とつきとうか」と
表現することに由来します。
「人生で一番、未来の話をする10ヶ月」という言葉が好きです。
さて、今回は「下痢」に対して効果のある漢方薬を解説します。
どれもドラッグストアで売っていますので参考にされてくださいね。
1.五苓散(ごれいさん)
下痢、悪心、嘔吐、急性胃腸炎
「下痢だけでなく、熱中症などの脱水にも効果がある優れものです。二日酔いにも効果があります。」
2.半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
下痢、消化不良、腹鳴
「ストレス性の下痢に効果的です。医師がよく好んで処方します。」
3.啓脾湯(けいひとう)
下痢、消化不良、食欲不振
「痩せ型で体力が低下した方の下痢に効果的です。」
4.桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
下痢、お腹が張る、しぶり腹
「過敏性腸症候群の症状に有効と言われています。」
1.の五苓散は、下痢にも熱中症にも効果のある不思議な漢方薬です。私は二日酔い予防で、よく飲み会の直前に飲んでます。
2.は下痢症状の時によく処方してますね。好きな漢方薬の1つです。
ぜひ参考にしてくださいね。
クリニック近くにある美味しいお店を紹介します。
今泉にある「中華料理 頤和園 天神店」です。
ランチはリーズナブルでありながら、非常に美味しいです。店内は静か過ぎず、うるさ過ぎず、ちょうどいい雰囲気が好きですね。