福岡天神内視鏡クリニックブログ

秋バテについて

おはようございます。医師の秋山です。

Go toトラベルの地域共通クーポンの有効期限は、宿泊日とその翌日までです。気づいたら期限切れになりますので要注意ですね。

 

さて、先日「ももち浜ストア」から「秋バテ」についてインタビューを受けたのですが、10月5日に「ももち浜ストア」内でその内容が放送されました。

そこで今回、「秋バテ」について解説したいと思います。「夏バテ」はよく聞きますが、「秋バテ」はあまり聞かないですよね。

 

「秋バテ」とは・・・

①夏の暑い間、冷房や冷たい物を取り過ぎたことにより、自律神経が乱れる。

②秋になり、朝と夜の気温差が大きく、天候が変わりやすくなる。

③夏に乱れた自律神経が元に戻らず、体調不良が秋まで続く。

こんな感じです。

 

特に腸は冷えに敏感であり、腸が冷えることにより、腸の動きが鈍くなり、下痢や便秘などの便通異常を生じたり、腸内細菌のバランスが崩れて腸内環境が悪化し、それが原因でストレスや倦怠感などを感じるようになってしまいます。

 

このような、腸冷えからくる「秋バテ」の予防としては、

 

A.暖かいお風呂に浸かること

→湯船に浸かることにより、体が温まることによって抹消の血管が開き、さらに水圧によって抹消の血液が心臓に戻りやすくなります。これによって全身の血液循環が良くなって、体中に溜まった老廃物が回収されて、体の不調が回復するのです。

さらに、免疫力もアップしますので、これから寒くなるにつれ、風邪やインフルエンザが流行してきますのでその予防にもなります。

具体的には41℃程度のお湯に10分程度浸かりましょう。短過ぎても体が温まりませんし、長過ぎても皮膚がふやけて肌にとっては良くないですし、汗をかいて脱水になってしまいます。

 

B.普段の食事で腸を冷やさないようにすること

→冷たいものはなるべく控え、温かくなるようなものを食べましょう。

また、胃腸に負担がかからないようにゆっくり、よく噛んで食べることですね。

ビタミンやミネラルなどの栄養分も疲労回復には必要です。食事量が少ない方はサプリメントで補うといいと思います。

 

みなさん、「秋バテ」には注意しましょうね。

 

 

映画「鬼滅の刃」はちょっとした社会現象になっていますね。コンビニには沢山のコラボ商品が並んでいます。

私は漫画版を全て読みましたが、あの独特のセリフの言い回しが好きです。心の琴線に触れるようなセリフが沢山あります。原作者は連載漫画としてはこれが処女作とのことです。

もう少しブームが落ち着いてから映画を見に行きたいと思います。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。