福岡天神内視鏡クリニックブログ

朝食はなぜ食べた方がいいのか?

おはようございます。医師の秋山です。

来年、トライアスロンに再び挑戦したいと考えてます。スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmをやりきるためには体力と緻密な戦略が必要です。絶対にやり遂げたいと思います。

 

さて、今日は、朝ごはんの話をしたいと思います。

お腹の不調で来院される患者さんの話を聞いていると、朝ごはんを食べていない方が非常に多いです。

朝ごはんを食べない理由ですが

「ギリギリまで寝てるから食べる時間がない」

「朝起きてすぐなのでまだ食欲がない」

「昼ご飯をガッツリ食べるから朝は抜いている」

などだと思います。

 

腸活的な考えからすると、3食のうち、朝食を一番沢山、しっかりと食べて欲しいです。

朝食:昼食:夕食の比率は4:3:3くらいがベストだと考えてます。つまり、昼食、夕食よりも朝食をより沢山食べましょう、という考えです。奇しくも現在のサッカー日本代表のフォーメーションが4-3-3ですので覚えやすいのではないでしょうか。

そうは言っても、なかなか実践は難しいですよね。とりあえずは3:4:3から始めてみましょう。ちなみに、3-4-3はサッカーオランダ代表が採用している伝統的なフォーメーションです。

 

朝食を沢山食べるメリットですが、

①朝から腸が刺激されて動き出し、排便を促す。

②腸が動くことにより、副交感神経が優位になり、朝から元気がみなぎる。

③さらに腸だけではなく、脳も刺激されて頭がスッキリする。

朝食ではある程度炭水化物を食べても大丈夫です。これから1日中活動するので代謝されます。

朝食を食べる目的として、「しっかりとエネルギーを摂る」だけでなく、「腸や脳にカツを入れる」ことも意識してくださいね。

最近体調が優れないな、とか、便秘で困っている方は、いつもよりちょっと早めに起きて、朝食をしっかり食べるようにしましょう。驚くほど体調が良くなりますよ。

 

昨年の春にホノルルトライアスロンに参加した時に食べた朝食のロコモコです。

かなりの量でお腹いっぱいになりました。

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秋山 祖久総院長

国立長崎大学医学部卒業。
長崎大学医学部付属病院・大分県立病院など多くの総合病院で多数の消化器内視鏡検査・治療を習得。2018年11月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。