おはようございます、医師の平島です。
ようやく暖かくなってきて、運動をするには本当に良い季節になってきました。ウォーキングやランニングなど、手軽にできることから始めてみるのも良いのではないでしょうか。
暖かくなってくると、花粉が舞うことも多くなり、花粉症で悩む人も多いこの頃ですが、ビタミンDには花粉症の症状を和らげてくれる働きがあることが様々な研究で分かっています。ビタミンDは免疫力を上げることが最近の研究で知られてきており、私もビタミンDを摂取するようになってからは風邪や胃腸炎に罹らなくなりました。
ビタミンDがきちんと効果を発揮するには、血中のビタミンDの濃度が重要となります。ドラッグストアなので売られている数百円のビタミンDでは血中濃度を十分に上げるビタミンD量が含まれていないため、服用してもあまり意味がないことになってしまいます。がん予防、抗アレルギー作用、免疫力アップには最低でも1日4000単位のビタミンD含有量が必要となってきます。ビタミンDを買う際は含有量に注目して購入するようにしてみてください。
オーソモレキュラー(分子整合医学)の第1人者である溝口先生が書いた書籍にも花粉症とビタミンDの関係性が詳細に記載されています。読みやすいのでお勧めです。