内視鏡洗浄・消毒、洗浄履歴管理システム
CLEAN


内視鏡スコープや検査機器の
感染対策の事も
考えて
内視鏡検査を受けていますか?Cleaning and history management system

普段何気なく受けている内視鏡検査ですが、内視鏡スコープなどの感染対策のことを考えたことはありますか?
「内視鏡検査が苦しくないかな?」
「内視鏡検査の精度はきちんとしているかな?」
「クリニックの対応はきちんとしているかな?」
という部分だけでクリニックや検診施設を選んでいる方が大部分だと思われます思われます。
さらには、会社指定の検診施設だからと何も考えずに内視鏡検査を受けられている方も少なくないと思われます。
内視鏡スコープや検査機器の感染症対策にまで目を向けて内視鏡検査を受けられている方は正直少ないのではないでしょうか。

世の中全ての事柄において「自分の安全は自己の責任で確保する」時代となってきておりますので、
内視鏡スコープなどの感染対策にもきちんと目を向けるべき時代が来たと認識し、
自分自身できちんと調べた上で受けるべき内視鏡検査施設をご自身で選択するべきだと考えております。
特に、検診などでは無症状の方を対象としている医療行為でありますので、
「感染症を含めて検査を受けることで生じる健康被害の発生は皆無であることを目指さなければならない」と指摘されております。

「1日に多くの内視鏡検査を行っているクリニックや病院は、きちんと内視鏡スコープの洗浄や消毒を行っているのだろうか?」
内視鏡スコープの洗浄や消毒は、検査を受けているみなさまは普段見ることがありませんので、ふと疑問に思うかもしれません。
当院では、日本消化器内視鏡学会の「消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサイエティ実践ガイド」に準じた
洗浄および履歴管理を内視鏡検査の1検査ごとに毎回厳重に行っております。
内視鏡スコープの洗浄に関しましては「高水準消毒」と呼ばれる消毒方法で洗浄することが強く推奨されております。
「高水準消毒」を実施するための高水準消毒剤としましては

①グルタールアルデヒド
②フタラール製剤
③過酢酸

の3種類が挙げられます。
「他の薬剤を使用した内視鏡器具への消毒効果は明確ではない」とされており、
今後は高水準消毒剤を使用しない内視鏡洗浄は禁じられる可能性もあるとまで言われております。
これらの3種類の高水準消毒剤を用いた内視鏡洗浄機は数ある洗浄機の中でも国内では2機種のみとなっております。
当院ではこれら2機種を数週間にわたり実際に使用してみて「洗浄力」「静音性」「使い勝手」などを十分検討し、
フタラール製剤を用いた高水準洗浄機を選定して、他院に先駆けて導入しております。

29年4月に発売されたばかりの最新機種です。全ての微生物を死滅させることが可能な高水準消毒剤を使用しての「高水準消毒」を当院では行っております

洗浄工程も簡易でスピーディーな洗浄が可能となっており、多くの内視鏡検査を行うにあたり威力を発揮します

洗浄を高水準で行うにあたり問題となってくる「騒音」の問題も数々の改良を重ねて「静音性」も兼ね備えられるようになりました

手洗いで十分洗浄した後に、超音波洗浄器を用いてさらに厳重に洗浄を行っていきます

血液や組織が直接付着する生検鉗子は、1検査ごとに使い捨てのディスポーザブルの器具を使用しております。
大腸ポリープ切除の際に使用する切除スネアや止血クリップなどの器具は超音波洗浄機での洗浄後に、
高温高圧の蒸気で滅菌(菌がなくなるまで洗浄)するなど、徹底して内視鏡検査機器の感染対策を行っております。

みなさまの目につきにくい分野であるからこそ、1人1人の内視鏡検査が清潔で安全に行われるように、
最も力を入れていると言っても過言ではないぐらい徹底的にこだわり、内視鏡機器の洗浄を行っております。


感染症対策
(スタンダードプリコーション)
STANDARD PRECAUTION

スタンダードプリコーションという言葉ご存じですか? 内視鏡検査においての当院での院内感染対策は、「スタンダードプリコーション」という感染症対策の考え方を基準にしています。
「スタンダードプリコーション」とは聞きなれない言葉と思われますが、その考え方は
「すべての患者さんの血液・分泌液・体液・排泄物および傷などがある粘膜や皮膚には、常に感染の可能性があるものとして取り扱う」
ということです。
「感染症を持っている」、「感染症を持っていない」に関わらず、
すべてを感染の可能性があるものとして、すべての患者さんを対象に実施する考え方であります。

全ての感染症検査を行う事は現実的には無理であり(未知の感染症もあります)、
一部の感染症検査のみでその人に感染症が「ある・ない」を決めつけることはできません。
それならば、もともと全ての人に感染症の可能性があることを前提として、洗浄と消毒を徹底していけば合理的であり、
かつ安全であると考えております。
これは、感染症があると決めつけているという意味ではありません。
「感染症があるから消毒する、感染症がない(なさそうだ)から、消毒しない」のではなく、
「検査に使用した内視鏡検査機器を全例でしっかり厳重に消毒する」
という意味合いであります。
他のクリニックや病院の中には、検査前感染症検査(B型・C型肝炎、梅毒検査など)によって感染症を持つ患者さんと
持たない患者さんを「区別」して、内視鏡スコープの洗浄・消毒方法を変えている施設もあるようですが、
当院においては内視鏡検査後の検査機器は患者さんの感染症の区別なく全て同じ方法で洗浄・消毒、履歴管理を行っております。


デジタルでの洗浄履歴管理
CLEANING HISTORY MANAGEMENT IN THE DIGITAL

洗浄履歴管理をデジタル化するメリット知っていますか? 当院では、洗浄履歴管理も厳重に行っております。近年「消化器内視鏡・洗浄消毒に関わる収集データの標準化」などで、
内視鏡機器の洗浄消毒に関するガイドラインを遵守し、洗浄消毒の「質」の保証として「洗浄履歴管理」が推奨されてきています。

大部分の病院では、昔ながらの手書きによる紙管理で洗浄履歴管理を行っていますが
(医療施設によっては、もともと洗浄履歴管理自体を行っていないところも多いようです)、
当院ではWi-Fi環境下でタブレットやIT機器をいち早く導入し、洗浄履歴管理を全てデジタル化しております。

デジタル化されることで、「いつ」「どのスタッフが」「どの内視鏡スコープを」「どの洗浄機で」「洗浄液の濃度は適切だったか」などが、
即座に履歴として確認することができます。
本来履歴管理の役割は、未知の感染症などの感染問題が起こった場合に、デジタル化された履歴をさかのぼって、
前述の「いつ」「どのスタッフが」「どの内視鏡スコープを」「どの洗浄機で」を確認することにより、その後の対応・対策がきちんとできるということであります。

当院では全デジタル化により、「洗浄履歴管理の意識」がより徹底され、「誰が見ても即座に洗浄履歴が分かる」ようになっております。

患者さんのバーコードを電子カルテより発行し、バーコードリーダーで「洗浄スタッフ」「患者さん」「内視鏡スコープ」「洗浄機」をすべて一致させて読み込み、Wi-Fiでタブレットに転送して保存・管理を行っております。

デジタル化されることで、万が一でも「あいまいに済ませてしまう」ことは一切なくなりますので、洗浄履歴がより徹底されます。
そして、洗浄履歴の呼び出しを瞬時に行うことが可能となっております。


厳重な洗浄と履歴管理システムCLEANING AND HISTORY MANAGEMENT SYSTEM

「1日に多くの検査を行っているクリニックや病院は、きちんと内視鏡スコープの洗浄や消毒を行っているのだろうか?」
内視鏡スコープの洗浄や消毒は、検査を受けているみなさまは普段見ることがありませんので、
ふと疑問に思うかもしれません。

当院は、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに沿った洗浄および履歴管理を
内視鏡検査の1検査ごとに毎回厳重に行っています。

血液や組織が直接付着する生検鉗子は、1検査ごとに使い捨てのディスポーザブルの器具を使用しています。
大腸ポリープ切除のときに使用する切除スネアや止血クリップなどの器具は超音波洗浄機での洗浄後に、
高温高圧の蒸気で滅菌(菌がなくなるまで洗浄)するなど、徹底して内視鏡検査機器の感染対策を行っています。

みなさまの目につきにくい分野であるからこそ、1人1人の検査が清潔で安全に行われるように、力を入れております。