現在の日本では、大腸がんにかかる方が急増していますが、大腸内視鏡検査を定期的に受けることで、
大腸がんの予防や早期発見が可能となっております
目次
01 便秘
便秘症は老若男女問わず認める症状の一つです。
数日に1回の排便でも不快を感じることがない人もいれば、毎日排便があっても残便感に悩まされている人もいます。便秘は排便の回数によらないものです。
この「便秘症」が起こるには何らかの原因が存在します。
一番怖いのは大腸がんによるものです。自己判断で様子を見ずに、きちんと調べましょう。
02 下痢
有形便(いわゆるバナナうんち)の水分量は70%ですが、 下痢便は90%以上が水分となっています。
「下痢症」は、腸が吸収する水分量が減ったことにより、便に混じっている水分が増えるために起こります。この「下痢症」が起こるには何らかの原因が存在します。
放置すると大腸がんが隠れていることがあります。
1週間以上、下痢便が続く場合は必ず大腸カメラを受けてください。
03 血便
お腹が健康であるかを推測するのに一番良いのは「便の色」だと言われています。
その中でも、真っ赤な色をした便(血便)や墨のような真っ黒な便(タール便)は誰でもわかる大腸の不調です。
もし血便や黒色便が出たら、なんらかの腸の不調のサインです。
必ず大腸カメラを受けてください。
04 シクシクしたお腹の痛み
シクシクとした腹部のお腹の痛み、なんとなく腹部全体がに鈍い痛みがある、というようなご経験はありませんか?
薬局で売っている整腸剤やお腹の痛み止めの薬の服用などで症状が改善するからといって安心したり、様子を見たりしていませんか?
これらの症状は、大腸になんらかの原因があって起こることがあります。症状が続く方は一度大腸カメラを受けてください。
05 ストレスを感じた時に起こる腹痛
仕事などでストレスを感じ、急にお腹が痛くなったことが誰しもあると思います。ただ、それが頻回に起こることにより体が慣れてしまい、市販薬で症状が改善するからとそのまま放置している人もいるのではないでしょうか。
もちろんこの症状は、過度のストレスを感じることで出現することが多いのですが、大腸に何か原因となる病気が隠れている可能性があります。
06 腹部膨満
お腹が張るという症状(腹部膨満)は、お腹の中でも最も多い症状の一つです。お腹の張りを感じている方の約7割が不快に感じているというデータがあります。
この症状にもたくさんの原因があります。放置していないできちんと大腸カメラを受けることをお勧めします。
07 おならが沢山出る、臭う
私たちの腸の中には、絶えず約1L前後のガスが溜まっています。
そして、私たちは知らず知らずのうちに、1日100cc前後の「おなら」を排出しています。
このように「おなら」は生理的な現象ですが、「おならが沢山出る」「おならが臭う」という症状で困っている人が結構多いです。もちろんそのような症状にも原因があります。
大腸がんが隠れていることもありますので、きちんと大腸カメラを受けましょう。
08 体重減少
「食欲はほとんど変わらないのに、ここ数ヶ月で体重が落ちてきた。」
「体重減少以外に特に目立った症状はない。」
「気になって血液検査を受けたけど特に異常は認めなかった。」
こんな経験ありませんか?この症状で一番怖いのはやはり大腸がんをはじめとした悪性疾患です。きちんと精査を受ける必要があります。
09 便潜血陽性
便潜血検査は健康診断でよく行われます。便中に血液が混ざっていないかを調べる検査です。
便潜血陽性の原因で一番多いのは「痔核」ですが、中には大腸がんが見つかることがあります。
安易に「痔核」が原因と決めつけずに、必ず大腸カメラを受けるようにしてください。
大腸カメラとは、先端にカメラのついた内視鏡を肛門から挿入し、大腸、及び小腸の一部を観察することができる検査です。
検査の前日から、下剤や洗腸剤を飲んで大腸の中を綺麗にしておく必要があります。
検査中は、大腸の中を詳細に観察し、病変を発見するだけでなく、腫瘍を見つけたら生検鉗子を用いて腫瘍の一部を採取して病理検査に提出したり、ポリープを見つけたらそのままスネアなどを用いて切除することも可能です。
大腸カメラ検査は、施行医の技術に左右される検査であり、未熟な医師が行うと、痛みを伴ったり、
大腸の一番奥まで挿入できずに途中で検査を断念することもあります。
福岡天神内視鏡クリニックでは、熟練の技術を持った消化器内視鏡専門医が担当しますのでご安心ください。
福岡天神内視鏡クリニックでは、軽い鎮静剤を用い、ウトウトとした状態で、内視鏡技術に熟練した消化器内視鏡専門医の医師が、「苦しさと痛みに配慮した大腸カメラ検査」を提供しています。
鎮静剤は、患者様一人一人に合わせた、最適の量を事前に考えて使用しています。これにより、検査後の目覚めも良く、意識がはっきりとした状態で検査結果を聞くことができます。
また、医師の内視鏡技術も洗練されており、大腸の各部位に対してどのように挿入すれば痛みを感じることなくできるかを熟知しております。
また、それだけではなく、患者様が安心して、リラックスして検査を受けることができるように、様々なおもてなしも行なっております。
初めて大腸カメラを受ける方、過去に他院で大腸カメラを受けて辛い思いをされた方、是非福岡天神内視鏡クリニックの大腸カメラ検査を受けてください。
福岡天神内視鏡クリニックでは、先進的な内視鏡機器を患者様全員に使用しています。その特徴は、ハイビジョン&NBI(狭帯域光観察)および拡大内視鏡です。
まず、ハイビジョンについてですが、これは通常の大腸カメラ検査中にハイビジョン画質で観察ができるため、病変の発見が非常にしやすいです。
また、NBI(狭帯域観察)ですが、通常の大腸カメラ検査中に病変が疑わしい部位を発見した場合、ボタン1つでNBI(Narrow band imaging)という特殊光に切り替えることが簡単にできますので、小さな病変も見逃すことがありません。さらに、指1本で簡単に100倍まで病変のズーム拡大が可能で、NBIの特殊光を使用しながら拡大観察することも可能です。
福岡天神内視鏡クリニックでは、特徴②で説明した通り、先進的な大腸カメラ検査機器としてのハイビジョン&NBI(狭帯域光観察)および拡大内視鏡を全例で使用しています。
さらに、その画像を映し出すモニターにもこだわっており、現時点で世界最大級の内視鏡専用のハイビジョンモニターを使用しています。
これにより、非常に解像度の高い画像を大きなモニターに映すことができるので、大腸の小さな病変も見逃すことなく精査することが可能となっております。
入院施設のないクリニックでは、大腸カメラで大腸ポリープを発見した場合、切除を行わずに入院施設のある大きな病院へ紹介することが多いです。
また、入院施設のある総合病院でも、大腸ポリープを発見しても観察のみで終了し、後日改めて入院して治療する場合があります。
入院は数日間に及びますので、その間は仕事を休まないといけなくなったり、子供を預けたりしないといけなくなるといった社会的な負担や、入院費用などの金額的な負担も大きいです。福岡天神内視鏡クリニックでは、日帰り手術による大腸ポリープ切除術を基本としております。このため、入院しないと切除不可能なほどの大きな大腸ポリープを除いては、発見したその場で切除しておりますので、入院施設のある病院に紹介することは基本的に行なっておりません。なるべく皆様の負担がかからないように努めております。
大腸カメラを受けたことがある方は、「検査前に飲む大量の洗腸剤を飲むのが辛い」と感じることが非常に多いです。 大腸の中は、そのままでカメラを入れて観察すると、便が多量に残っているため、挿入も観察もできません。このため、一般的な施設では、2L以上の洗腸剤を飲むように指示されます。この洗腸剤の味はお世辞にも美味しいとは言えず、飲みづらいものです。さらに、患者様の年齢、体型に関わらず、全ての方が同じ量の洗腸剤を飲むようになっています。その方が病院側も煩わしくないからです。
普段、人間は1日約2Lの水分を飲んでいますが、この1日の水分量を数時間かけて飲むことになります。このため、洗腸剤を飲んでいる途中で飲めなくなったり、頭痛や嘔気がしたり、気分が悪くなって検査ができなくなるケースもあります。 福岡天神内視鏡クリニックでは、このような患者様が1人でも少なくなるように、以下のような工夫をしております。
全ては患者様がなるべくストレスを感じることなく洗腸剤を飲んでいただくためです。
様々な工夫を凝らした洗腸剤の服用をぜひ試してみてください。
大腸カメラは、全国のどこででも行なっている検査です。上述した通り、この数十年で内視鏡機器は進化し、小さながんを見つけるといった診断能力は飛躍的に向上しました。
しかしながら、内視鏡医の技術はこの数十年でほとんど変わっていないといっても過言ではありません。
正確に言うと、内視鏡機器の進化に伴い、ある程度の技術があればなんとか内視鏡検査ができるようになったため、内視鏡医が技術を磨く努力をしなくなったと推測します。福岡天神内視鏡クリニックには3人の医師が在籍していますが、全ての医師が消化器内視鏡専門医を持った医師であり、全国の大腸カメラ検査専門クリニックで研鑽を積みました。
これにより、全ての患者様にハイレベルの内視鏡技術を提供できるようにしています。
また、基本的に一主治医制としており、初めの診察から内視鏡検査、検査後の説明、その後の治療まで一貫して同じ医師が責任を持って行うようにしています。
大腸カメラで大腸内を観察する時、ガスを送気して大腸をいっぱいに広げます。これによりひだとひだに隠れた小さな病変も見つけることができるようになります。
この時に使うガスが「空気」である場合、検査後にいつまでも腸内に空気が残ってしまい、お腹の張りや痛みが数日間続くことがあります。
福岡天神内視鏡クリニックでは、「空気」ではなく「炭酸ガス」を使用しています。
炭酸ガスは、体内への吸収が、空気の約200倍ほど早いと言われており、検査後はほとんど吸収されているため、お腹の張りや痛みを感じることはほとんどありません。また、炭酸ガスは人体に害はありませんのでご安心ください。
福岡天神内視鏡クリニックでは、苦しさと痛みに配慮した大腸カメラ検査を提供しておりますが、それと同じくらい力を入れているのが、大腸カメラ検査後の内視鏡器具の洗浄と消毒です。全てフルデジタル管理としておりますので、スコープ洗浄・消毒を行なった時間帯、担当したスタッフ、使用した洗浄機、適切な洗浄液濃度、などがすぐに確認できるようになりました。
これにより、患者様が安全で清潔な内視鏡器具を使用できるようにしております。
福岡天神内視鏡クリニックでは、福岡県内はもちろん、日本全国から来院される方も年々増えています。
これもひとえに「苦しさと痛みに配慮した大腸カメラ検査」が全国に浸透してきた証です。
九州の玄関口であり、非常にアクセスの良いこの福岡の地で、これからもたくさんの方に内視鏡検査を受けていただけるように精進してまいります。
「他院で内視鏡検査を受けたが、説明がよく分からなかった」という声をよく聞きます。
福岡天神内視鏡クリニックでは、大腸カメラ検査だけでなく、検査後の説明にも力を入れています。
大腸カメラ検査中に撮影した画像は全て専用のハイビジョンファイリングシステムにより電子カルテに転送されており、診察室にて患者様と一緒に綺麗な画像を見ることができます。
どこからどこまで観察したのか、観察中に発見された病変があったのか、病変に対してどのような処置を行ったのか、検査後はどのようなことに気をつけたらよいのか、など、分かりやすく丁寧な説明を心がけています。
福岡天神内視鏡クリニックでは、全ての患者様に、軽い鎮静剤を使用して大腸カメラ検査を行なっております。
大腸は、アコーディオンのような状態でお腹の中におさまっています。このため、検査中に大腸がたわんで伸びたり、ねじれたりしてお腹の痛みや張りを感じることが多いです。鎮静剤を用いない大腸カメラ検査は非常に辛く、体に負担がかかる検査となってしまいます。
福岡天神内視鏡クリニックでは、軽い鎮静剤を使い、ウトウトと眠った状態で、高度な内視鏡技術を持った内視鏡専門医が検査を担当しますので、苦しさや痛みを感じることなく検査を受けることができます。
それだけではなく、負担が少ない分、じっくりと時間をかけて検査をすることが可能になりますので、大腸のひだを十分に広げて詳細な観察を行うことができます。
このように、鎮静剤を用いた大腸カメラはメリットが多いですが、デメリットもあります。
それは、内視鏡検査後に約1時間程度の安静が必須であることです。
検査後しばらくして覚醒しますが、体内には鎮静剤が残っています。このため、検査終了後に車やバイク、自転車を運転して帰宅することはできません。
また、鎮静剤の副作用もわずかながら報告されており、具体的には血圧低下やアレルギーなどです。
このため、事前に既往歴やアレルギー歴を詳細に確認し、患者様に合った鎮静剤を使用しております。
福岡天神内視鏡クリニックでは、大腸カメラ検査中に大腸ポリープや腫瘍性病変を発見した場合、基本的にはそのまま日帰り手術を行なっております。
これは、患者様の社会的、金銭的負担を軽減するためです。
多くの入院施設のない病院は、大腸カメラ検査中に大腸ポリープを発見した場合、その場で切除はせずに、後日大きな病院に紹介します。これは、大腸ポリープ切除後に出血した場合のアフターフォローができないからです。
また、入院施設のある大きな病院でも、大腸ポリープを発見した場合は観察のみとし、後日、大腸ポリープの切除目的に入院してから大腸カメラ検査及び治療を行います。
入院期間は2日~7日ほどかかるため、その期間は仕事を休む必要がありますし、入院治療費も高額です。
このような、社会的、金銭的負担を少しでも軽減するのが日帰り手術です。
福岡天神内視鏡クリニックでは、先進的な内視鏡機器を使用し、4〜5mm大の小さな病変から、大腸がんが疑われるようなかなり大きな病変までそのまま同日に日帰り手術を行なっております。
稀に、日帰り手術後に治療部位から出血するような合併症を認めた場合も、責任持って対応しておりますのでご安心ください。
STEP
01
大腸カメラ検査前日は、消化が良く、腸内に残りにくい食事を摂っていただく必要があります。
福岡天神内視鏡クリニックでは、前日の食事で食べて良いもの、食べていけないものをまとめたサイトを公開しております。詳細は下記リンクをご参照ください。
就寝前に下剤の内服があります。
患者様一人一人に合わせた下剤をお渡ししておりますので、忘れずに内服してください。
STEP
02
大腸カメラ検査当日は、検査の予約時間に合わせ、洗腸剤の内服開始時間をお伝えしておりますので決められた時間から内服してください。また、洗腸剤の量も患者様に合わせておりますので、指示通りに内服してください。
洗腸剤の内服後2〜3時間で便は全て排出され、大腸内はきれいな状態となります。排便の回数が少なく、便の色が濃い場合は早めにクリニックにご連絡ください。
STEP
03
パシフィーク天神4階に福岡天神内視鏡クリニックがあります。必ず予約時間の30分前にご来院ください。遅れて来院された場合、次の検査予約の患者様を先に検査することがあります。
問診票の記入後、待合室でしばらくお待ちください。テレビモニターには「知って得する医療情報」を放映したり、「内視鏡医の知識シリーズ」をラックに設置しておりますのでご利用ください。
STEP
04
大腸カメラ検査を受ける方は検査着のお着替えが必要です。スタッフが更衣室にご案内します。
ロッカーを準備しておりますので、脱衣した服、貴重品をロッカーに入れて必ず施錠してください。検査用のハーフパンツは、穴が空いた方を後ろ向きにして履きます。その上から検査着を着ていただきます。
STEP
05
お着替えが終了後は、専用個室である中待合室をご案内します。
患者様が検査前に少しでもリラックスできるように、専用のリクライニングソファー、テレビ、雑誌を準備しておりますので、検査までご利用ください。(テレビは周囲への配慮から、付属のヘッドフォンをご利用ください。)
また、検査前にトイレも済ませておいていただくとスムーズに検査に入ることができます。
STEP
06
検査室に呼ばれたらいよいよ検査が始まります。スタッフが検査室まで同行しますのでご安心ください。
検査室のベッドに仰向けに寝ていただき、本人確認を行います。血圧測定を行ない、看護師が鎮静剤用の針を穿刺後、医師が鎮静剤を注射します。その後左向きになり、膝を軽く曲げた姿勢になります。この辺りから鎮静剤が効いてウトウトしてきます。検査の体勢が整ったら検査開始です。
検査時間は15分から20分程度で終了します。検査終了後はスタッフが声をおかけします。ほとんどの方が、痛みや張りを感じることなく、気づいたら終了しています。
STEP
07
検査が終了したら、検査用ベッドに寝たまま、個室仕様のリカバリールームに移動します。歩いて移動する必要がございませんのでご安心ください。そのまま約1時間ほど休んでいただきます。
お目覚めの頃にお茶菓子と飲み物のサービスがございます。それぞれ数種類をご用意しておりますのでお選びいただきお楽しみください。
軽食終了後はスタッフをお呼びください。更衣室にてお着替えをしていただき、待合室でお待ちください。検査医からの検査結果説明がございます。
STEP
08
診察室にて、本日の検査を担当した医師が結果説明を行います。
大腸内にどのような病変があったのか
その病変は切除できたのか
病変切除後の注意点
などを分かりやすく説明し、
次回はいつ頃検査を受けた方が良いのか
普段の生活習慣はどうしたら良いのか
といったアドバイスも行っております。
また、病変を切除したり、組織検査を行なった場合は、病理結果が出る頃に再度受診していただきます。
STEP
09
診察終了後は、受付にて次回の診察の予約をしていただき、その後お会計となります。
お支払いは現金、各種クレジットカード、交通系カード、PayPayのご利用が可能です。会計終了後、お時間がある方は、テラス席を開放しておりますのでご利用ください。
胃が痛い、お腹が張るなどの自覚症状がある場合、胃カメラ、大腸カメラ検査は保険診療として受けることができます。
ところが、福岡県を含む九州各県では、
症状があっても胃カメラと大腸カメラを同日に受けることは保険診療として認められていません。
必ず別日にそれぞれを受ける必要があります。なぜ同日に受けられないのかの理由は公にされていません。
当然ですが、胃カメラ、大腸カメラ検査を同時に受けることの時間的、経済的なメリットは大きく、実際、同時に検査を受けたい
という患者様の声を沢山いただいております。
「同日内視鏡ドック」のメリットは以下の通りです。
01胃カメラと大腸カメラを同時に受けることができる
本来なら事前診察を含めて4日かけて行う胃カメラ、大腸カメラを1日で実施!
02大腸カメラの事前診察がなくなります
大腸カメラに必要な下剤を郵送するので事前診察の必要なし!
03大腸ポリープ切除の際には保険診療に切り替えが可能
大腸カメラの検査中にポリープが発見されても、保険診療に切り替えて切除可能!
気になる費用に関してですが、大腸ポリープ切除をする、しないに関わらず、約4万円の費用で収まるようにしました。
ちなみに保険診療で胃カメラ、大腸カメラを行った場合、大腸ポリープ切除を行うと、
3割負担で総額約4万円の支払いが発生します。
つまり、
自費診療で内視鏡検査を受けていただくと、
保険診療の内視鏡検査と比べて通院や検査に必要とする日数が減り、
かつお支払いする金額も保険診療とほぼ同額になるようにしております。
いかがでしょうか。同日内視鏡ドックをご希望の方は、まずは一度当院へ電話にてお問い合わせください。
皆様の内視鏡ドックの受診を心よりお待ちしております。
01虫垂
・・・
右下腹部に位置し、盲腸から飛び出している約3cmほどの長さの細長い突起物
02盲腸
・・・
右下腹部に位置する大腸の始まりの部位
03上行結腸
・・・
盲腸から続く右側腹部に位置する部位
04横行結腸
・・・
上行結腸から続く腹部を横切る部位
05下行結腸
・・・
横行結腸から続く左側腹部に位置する部位
06下行結腸
・・・
下行結腸から続くS字型に曲がった部位
07直腸
・・・
S城結腸から続く肛門につながる部位
08肛門
・・・
直腸から続く大腸の出口
横スクロールでご確認いただけます。
01虫垂部
盲腸部まで内視鏡を挿入して、虫垂開口部から観察を行っていきます。
02盲腸部
小腸と大腸の境目であるバウヒン弁を含む盲腸部を観察していきます。
03上行結腸
ヒダの深さが特徴の上行結腸の観察を行っていきます。
04横行結腸
三角形のようなヒダが特徴の横行結腸を観察していきます。
05下行結腸
洗浄液の残液がたまることが多い下行結腸の観察時は十分に残液を吸引します。
06S状結腸
英語の「S」の字のようにクネクネしたS状結腸の観察をヒダとヒダの間もくまなく丁寧に観察していきます。
07直腸
肛門から入ってすぐの直腸の観察を行います。
08肛門
最後に痔などの確認を行うために肛門の観察を行い終了です。
早期大腸がん
がんが大腸の粘膜下層までにとどまっているがんのことです。自覚症状は基本的にありません。周りの臓器やリンパ節に転移する確率が低く、内視鏡で切除後、病理検査にてが完全に取り切れており、さらに血管やリンパ管にがん細胞が侵入していないことが確認できれば治療は終了になります。
進行大腸がん
がんが大腸の筋肉まで到達しているがんのことです。
周りの臓器やリンパ節に転移する確率が高いです。自覚症状としては、血便、腹痛、お腹の張り、便秘、下痢などがありますが、症状がないことも多いです。
外科的手術が一般的で、抗がん剤治療を行う場合もあります。
大腸腺腫
いわゆる「大腸ポリープ」で良性のできものになります。
近年、食生活の欧米化に伴い大腸ポリープが増加しています。自覚症状はありません。
大腸がんのほとんどは、大腸ポリープが大きく成長してできたものです。
つまり「大腸ポリープ」の段階で大腸カメラで切除すると、大腸がんのの予防になります。
大腸憩室症
大腸憩室症は、大腸の壁の一部が外側に小さな袋状に飛び出したものです。
全体の10%で発見されますが、高齢になるに従って増加します。
大腸憩室のみでは自覚症状はありませんが、憩室内に炎症を起こして腹痛が出現する「大腸憩室炎」や、憩室から出血する「大腸憩室出血」を合併することがあります。
潰瘍性大腸炎
人間の免疫力がなんらかの原因で異常をきたし、大腸の粘膜に潰瘍ができる病気です。
特定疾患に認定されています。症状としては、腹痛、下痢、血便などです。
男女比は2:1で、20代に多いですが、最近は若年者から高齢者まで発症しています。潰瘍性大腸炎を放っておくと、大腸粘膜の炎症が長年続き、大腸がんを発症しやすくなります。
直腸カルチノイド
「カルチノイド」とは直訳すると「がんもどき」という意味です。
サイズが10mm未満であれば、周りの臓器への転移はほとんどなく、内視鏡で完全に切除することが可能ですが、10mm以上になると、周りの臓器への転移を起こしやすくなるため、がんと同じような外科的治療が必要となる場合があります。
直腸潰瘍
直腸潰瘍は、基礎疾患のある高齢者に多い病気です。自覚症状がない場合が多いですが、突然の下血をきたすことがあります。時に出血性ショックをきたすほどの出血があり、その場合はすぐに止血治療が必要です。
大腸脂肪腫
大腸脂肪腫は大腸粘膜の下にできる脂肪のかたまりです。消化管腫瘍のうち3%程度とまれな疾患です。悪性化することはないですが、年単位で大きくなることが稀にあり、大腸管腔を塞いてしまうことがあります。このため、大腸カメラでの定期的な観察が必要です。
大腸メラノーシス
大腸粘膜が黒ずんだ状態のことです。
原因として一番多いのは、便秘薬の長期服用です。
便秘薬の成分である、センナ、大黄、アロエなどにより大腸の粘膜が色素沈着を起こします。これにより、大腸粘膜が刺激に鈍くなり、便秘薬が効かなくなってきます。便秘薬を減らしたり中止すれば、次第にメラノーシスは改善します。
大腸カメラ検査は保険が適用されます。費用体系は下記より詳細をご確認ください。
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
大腸内視鏡 (観察のみ) |
¥2,500前後 | ¥5,000前後 | ¥7,000前後 |
大腸内視鏡+ 病理組織検査 |
¥3,500前後 | ¥7,000前後 | ¥10,000前後 |
大腸内視鏡ポリープ 切除 (1か所) |
¥7,000前後 | ¥13,500前後 | ¥20,000前後 |
大腸内視鏡ポリープ 切除 (2か所) |
¥8,000前後 | ¥16,000前後 | ¥24,000前後 |
大腸内視鏡ポリープ 切除 (3か所) |
¥9,000前後 | ¥18,000前後 | ¥27,000前後 |
大腸カメラ検査は痛いですか?
大腸カメラ検査は個人差がありますが、痛みを感じることが多い検査です。痛みの原因のほとんどが、S状結腸を通過する時に起こります。S状結腸はアコーディオンのような状態でお腹の中におさまっており、やみくもにスコープを押し進めると、このS状結腸がたわんで伸びたり、ねじれたりして激しいお腹の痛みを感じるのです。
福岡天神内視鏡クリニックでは、軽い鎮静剤を用いウトウトとした状態で、熟練した内視鏡技術を持った内視鏡専門医が検査を行いますので、痛みを感じることなく検査を受けることが可能です。今まで大腸カメラを受けたことがない方、過去に他院で大腸カメラを受け、痛みと苦しさでトラウマになっている方、ぜひ福岡天神内視鏡クリニックで大腸カメラを受けてください。
大腸カメラ検査の際に鎮静剤は使用してもらえますか?
はい、福岡天神内視鏡クリニックでは、大腸カメラ検査を行う患者様全員に鎮静剤を使用しています。事前に患者様の既往歴、アレルギー歴を詳細に聴取し、一人一人に合った鎮静剤の種類と量を調節しております。
特に、喘息や緑内障がある方、卵アレルギーがある方は、使用できない鎮静剤がございますので担当医にお申し出ください。
日帰りでポリープ切除はできますか?
はい、福岡天神内視鏡クリニックでは、大腸カメラ検査中に大腸ポリープを発見した場合、その場で大腸ポリープ切除術を行なっています。
稀に、ポリープ切除後の切除面から出血することがございますが、その場合も責任を持って対応しております。安心して日帰りポリープ切除術をお受けください。
日帰り手術を希望されない方は、事前に担当医にお申し出ください。
その他の大腸カメラ検査に関するよくある質問は下記にまとめさせていただきました。
よくある質問: