当院の大腸内視鏡検査の特徴
CHARACTERISTIC OF COLONOSCOPY

特徴01

経験豊富な内視鏡ドクターによる技術と、みなさまに最適な量の鎮静剤の
組み合わせにより「苦しさと痛みに配慮した大腸内視鏡検査」が可能となります

私たちはみなさまに、「苦しさと痛みに配慮した大腸内視鏡検査」を提供することを第一に考えています。

そのためにまず、これまで培ってきた内視鏡技術の経験を十分に活かして高精度で安全な内視鏡検査を行うように努めています。内視鏡を専門とする医師が、各臓器のポイント毎にどのような内視鏡操作を行えば苦しさと痛みに配慮した検査になるのかを熟知していますので、安心してお任せください。

そしてみなさま各人に合わせた、最適な量の鎮静剤を考えて検査をしています。こちらも多くの経験により検査が苦しさと、検査後もしっかりとした目覚め・気分不良がないように配慮するように努めています。

みなさまから検査後に「思った以上に楽だった」と思ってもらえる内視鏡検査を実践しています。

特徴02

ハイビジョン&NBI(狭帯域光観察)・拡大内視鏡により
高精度で正確な診断を徹底的に追求しています

当院では先進的な内視鏡診断機器を、みなさまの内視鏡検査全例に使用しています。
まず、通常の内視鏡観察に加えて特殊染色NBI(Narrow band imaging)という特殊光がいつでも使用可能ですので、小さな病変でも発見し易くなります。また、病変を100倍にズームできる拡大内視鏡も全内視鏡検査で使用可能ですので、微小な病変があった場合でも、なるべく最小の検査回数で済ませることができるようになります。
このように様々な先進的な内視鏡診断機器を駆使することで、より微細で小さな大腸ポリープや早期大腸がんなどを発見し易くなっております。

通常の内視鏡検査と特殊染色くらいまでしかできない医療施設の場合ですと、より詳細な情報を得るために、改めて大学病院や総合病院を紹介してもらい、再度ハイビジョン内視鏡を用いての精密検査が必要となる場合もあり、時間的にも金銭的にも二度手間となってしまい、身体的にも精神的にも負担がかなり大きくなってしまう可能性も出てきます。

当院では患者さんの時間的・医療経済的負担を軽減すべく、なるべく一度の内視鏡検査で高精度の検査・診断ができるように様々な工夫をしております。

特徴03

高精度な内視鏡診断を可能にしたハイビジョンモニターを導入しています

認識しづらいような平坦な大腸ポリープや早期大腸がんを発見するために、特徴2でお話ししたような高精度な内視鏡スコープを使用しています。
それとともに、詳細な画像を映し出す内視鏡専用のハイビジョンモニターも現時点で世界最大サイズのものを導入しております。

最大サイズのハイビジョンモニターに映し出される大腸観察においては、特に疑わしい小さな病変があるときほど効力を発揮します。

小さな病変ほど高精度の大きなモニターで映し出すことで、より発見し易くなり、1回でできる限りの詳しい内視鏡検査が行えるようにと考えております。

特徴04

日帰りの大腸ポリープ切除を基本としておりますので、1度の検査で治療
まで終わり、かつかなり大きな病変を除いては入院する必要がありません

施設によっては大腸ポリープが発見されたときに、「今回の検査は大腸の観察だけにして、大腸ポリープはまた後日、あらためて切除します」という方針としているところがあります。

この場合は後日、再度大腸検査を受けなければならず、しかも検査前の下剤ももう一度飲まなければなりません。
これでは時間的・金銭的にも肉体的にも負担がかなり大きくなってしまいます。

また施設によっては大腸ポリープを切除した場合、そのまま入院安静となることがあります。数日間の入院となることもあります。
入院となってしまうと、仕事を休まないといけなくなったり、お子様のお世話をご両親に頼んだりと、仕事の同僚やご家族にも迷惑をかけてしまうかもしれません。

以上のように大腸ポリープが発見されたときは、施設により治療方針が異なるのですが、再検査や入院というのはみなさまに大きな負担となることが多いと思われます。

当院では、日帰りの大腸ポリープ切除を基本としておりますので、かなり大きな大腸ポリープを除いてはポリープが発見された時点でその場で切除を行っており、基本的にポリープをとるだけのための再検査は必要ありません。
また入院の必要も基本的にはありません。検査後のご説明まで当日に行いますので、みなさまの予定はとても立てやすくなると思われます。

特徴05

大腸内視鏡検査前に飲む洗腸剤の量を、患者さんそれぞれの身体の特性に
合わせてできるだけ少ない量で行えるように工夫をしています

これまで大腸内視鏡検査を受けていて、「大腸内視鏡検査そのものよりも、実は洗腸剤を飲み干すことの方が大変だった」と感じた方はいませんか?

大腸内視鏡検査は大腸内がきれいになっていないと詳細な観察ができないので、一般的な施設ですと検査当日の朝に、2リットル(場合によっては3リットル)の洗腸剤を飲まなくてはなりません。
普段みなさまがとっている水分量は、1日通算でも2リットル(2000ml)もいかないことが多いと思います。
それを2時間ほどの間に飲み干さなければいけないとなると、とても苦しいと思われます。それに加えて洗腸剤の味がおいしくなく、飲み進められなくなることがあります。
個人差がありますが、大抵半分の1リットルもすると飲むのが嫌になってきます。人によっては洗腸剤のまずさと量の多さが受け付けられず、気分が悪くなってしまうかもしれません。

この検査前の洗腸剤がトラウマになって、次回の検査に足が遠のいてしまうこともあります。
大腸がんの予防ができる時代に、洗腸剤の苦痛のためだけに大腸内視鏡検査を受けられなくなってしまうことは、とても残念であり、もったいない事だと思われます。

当院では、検査前の洗腸剤を飲むことが苦痛にならないように様々な工夫をしています。
長年の経験による試行錯誤の結果とデータの蓄積により飲まなければいけない洗腸剤の量を大幅に少なくすることが可能となっています。
もちろん便が残らないよう、そして内視鏡検査に差支えがないような量に調整しています。
そして次回の大腸内視鏡検査時は、今回の洗腸剤量と腸内のきれいさを照らし合わせます。 こうして各人のデータを蓄積していき、検査を受けるごとに洗腸剤を服用することがさらに楽になっていく仕組みの構築をしております。
また洗腸剤の味についてもスタッフで実際に数種類の下剤を試飲したり、横浜院のクリニックの患者さんにも1000人ほどの方に飲み比べてもらい、アンケートを取りって一番飲みやすかった洗腸剤を採用するようにしています。

今までは大腸内視鏡検査以上に精神的にも肉体的にも苦しくなっていたかもしれない洗腸剤ですが、これまでの他院での内視鏡検査時よりも間違いなく楽に飲んでいただけるよう、様々な工夫をこらしていると自負しております。

特徴06

大腸内視鏡検査は、経験豊富な内視鏡ドクターが責任を持って行います

現在は日本全国いたるところで、大腸内視鏡検査が受けられるようになりました。しかし実際のところ内視鏡検査は、各々の内視鏡施設の方針や内視鏡医の技術によって、検査内容のレベルが統一されていません。

大きな病院での検査ですと何かと安心と思われるかもしれませんが、実際は内視鏡検査室に入ってみたら内視鏡検査を覚えたての医師が検査をする(その横で指導医が指導している)などという場合も多くあります。

また、大きな病院では内視鏡を行う医師が大学医局などからの派遣であることが多く、内視鏡検査医師と説明する医師が違ったりすることや、検査結果を別の日に受診するとまた他の先生が説明していたりすることもよくあることです。そして信頼していた先生が、1年後には他の病院に異動になっていた、などということも多々あります。

当院では、長年内視鏡検査・治療を専門とする経験豊富な医師が常勤しています。はじめの診察から検査、検査後のご説明、その後のフォローに至るまで同じ医師が責任を持って一貫して行うようにしております。

特徴07

大腸内視鏡検査後のお腹の張りをなくすために、
「炭酸ガス送気システム」を導入しています

大腸内視鏡検査時には、ポリープなどが見つけやすいように大腸内をいっぱいに広げて観察します。
そのときに「空気」で腸内を広げてしまうと、いつまでも腸内に空気が残ってしまうことがあります。女性の場合ですとなかなか排ガスがしにくいこともあり、検査後数日間もお腹の張りや気分不良が残ってしまうかもしれません。

当院では、大腸内視鏡観察時に「空気」を使わずに、吸収の早い「炭酸ガス」で観察します。炭酸ガスは、空気の200倍体内への吸収が早いといわれており、大腸内視鏡検査を受けた直後もお腹の張りや不快な症状を感じることはほとんどありません。

もちろん、炭酸ガスは体内に吸収されても身体に害を及ぼすことはありませんので、安心して内視鏡検査をお受けください。

特徴08

内視鏡洗浄・消毒、洗浄履歴管理をフルデジタルにて厳格に行っています

みなさまが受けている内視鏡スコープはどのようにして洗浄や消毒を行っているか、ご存じですか?

大腸内視鏡検査自体の検査精度や苦しさのないことは大変重要ではありますが、それと同じように大切になってくるのが内視鏡スコープの洗浄・消毒、そして洗浄履歴のフルデジタル管理と考えています。

当院では「いつ」「誰が」「どの内視鏡スコープを」「どの洗浄機で」「洗浄液の濃度は適切だったか」など、いつでも一目瞭然に確認できるシステムを導入しています。それぞれのスタッフが責任をもって洗浄・消毒を行い、みなさまに安心して内視鏡検査を受けていただきたいと思っております。

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特徴09

横浜院では、世界中・日本全国から来院される方が増えてきており、
そのほとんどがかかりつけ患者さんの紹介となっております(横浜院)

現在横浜院では、アメリカからスペイン、ブラジルまで世界中から、国内では北は北海道から南は鹿児島まで全国から、内視鏡検査を受けに来られる方が年々増加しています。

「苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査」が横浜の地から全国・世界中に広まっていっており、大変うれしく思うと同時に大きな責任感を感じております。

交通のアクセスが非常に良いこの福岡院でも、九州・西日本にお住いの方はもちろん、日本全国、また世界中から来院してもらえる内視鏡専門クリニックを目指しております。

横浜
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特徴10

内視鏡検査後に専用のハイビジョン画像ファイリングシステムで、
一緒に内視鏡画像を見ながら丁寧な説明を行います

検査は受けたけれど、「検査の結果がよくわからなかった」、「ポリープがあったみたいだが、治療したのかどうかわからなかった」「今後どうしたらよいのか、よくわからない」といった経験はありませんか?

私たちは内視鏡検査後の説明こそが、一番大切な診療と考えて力を入れております。
受けていただいた内視鏡検査は、専用のハイビジョン画像ファイリングシステムにより診察室に転送され、みなさまと一緒にきれいな内視鏡画像を見ていくことができます。
そして、「今回の内視鏡検査で何が分かったのか」、「内視鏡検査でどのようなことを行ったのか」、「今後はどうしたらよいのか」などを、どの方でもわかりやすく説明するように努めています。

私たちは、受けられた内視鏡検査を、みなさまがご家族や友人に自信を持って伝えられるような説明を理想としています。
みなさまが、今回の内視鏡検査内容に十分納得してすっきりとした気持ちで、帰宅していただければと考えております。