胃内視鏡検査は、食道・胃・十二指腸を内視鏡(ハイビジョンビデオスコープ)を用いて直接観察し、
潰瘍・ポリープ・炎症・がんなどの病気を見つけ、適切な治療方針を立てることを目的としています。
胃内視鏡検査前に、全身状態のチェックのための採血を行っております。
01胃の中をきれいにするお薬を飲んで、のどの麻酔をします。
02苦痛を軽減する鎮静剤の注射をします。
03胃カメラを挿入し、食道・胃・十二指腸を詳細に観察していきます。
→必要に応じて、医療用色素やNBI(光学的画像強調)、拡大装置を使用して、より詳細な観察を行い、胃の組織を採取しての検査やピロリ菌の有無を診断する検査を追加で行っていきます。
04検査時間は平均して約15分程度です。検査後鎮静剤の効果が消えるまでゆっくりとお休みいただき、その後、医師の検査結果説明を受けてお帰りいただきます。
05精密検査のため、医療用色素(青色、茶色など)を散布することがあり、検査中の尿や便に色がつくことが稀にありますが、全く問題はありません。
胃カメラに伴う偶発症として、以下のものがあげられます。
01咽頭麻酔剤や鎮静剤によるアレルギーショック・低血圧・不整脈(稀)
起こったとしても一過性のものがほとんどですが、ごく稀に重篤な状態になる場合があるため、これまでに使用した薬剤で具合が悪くなった経験がある場合には事前に必ず申し出て下さい。
02咽頭の損傷・穿孔(0.003%、10万人に3人)
03出血(0.009%、10万人に9人)
04自分でつばを飲み込んでしまい、つばが誤って肺に入って起こる誤嚥性肺炎(稀)、呼吸不全(稀)
このような偶発症を避けるよう細心の注意を払い検査を行いますが、万一生じた場合には緊急対応を行い、最善の対処を致します。
胃カメラに代わる検査方法としてレントゲン検査(上部消化管造影検査)があります。
ただし、検査精度は内視鏡検査に劣ることがあり、小さな病変の発見や、より精密な検査という点では胃カメラが優れています。
また、レントゲン検査は放射線を使って撮影するため、被ばくの問題も出てきます。
※当クリニックではレントゲン検査は行っておりません。
月初めに来院され、保険証・医療証・受給者証の確認が取れない場合、支払いが自費での精算となります。
基本的には自費での精算は現金のみとさせていただきます。
クレジットカードでお支払いされる場合は、システム上クリニックでの返金処理は出来ませんので、自費で精算された翌月以降に、
加入されている保険組合や各市区町村の役場で患者様ご自身で返金処理を行ってください。
大腸内視鏡検査は、直腸から盲腸までの大腸全体を内視鏡(ハイビジョンビデオスコープ)を用いて直接観察し、
潰瘍・ポリープ・炎症・がんなどの病気を見つけ、適切な治療方針を立てることを目的としています。
大腸内視鏡検査前に、ウイルスなどの感染症の有無や全身状態のチェックのための採血を行っております。
当クリニックでは大腸内視鏡検査に伴う苦痛をよりいっそう軽減するため、軽い鎮静剤を使用して少しウトウトと眠った状態で検査を行います。
検査後少しフラフラしたり、眠気をもよおすことがあるため、検査後終日乗り物の運転が出来ません。
そのため、お車、バイク、自転車などの乗り物を運転してのご来院は絶対におやめ下さい。
お車などでご来院された場合は、今後当院での診療及び検査はお受け頂くことが出来なくなります。ご了承の程お願い致します。
なお、アルコールや薬に弱い方はまれに鎮静剤の作用が長く残り気分不良になることがありますが、休養により改善しますのでご心配はありません。
大腸内視鏡検査に伴う偶発症としましては、以下のものがあげられます。
01使用する薬剤によるアレルギーショック・低血圧・不整脈(稀)
起きたとしても一過性のものがほとんどですが、ごく稀に重篤な状態になる場合があるため、これまでに使用した薬剤で具合が悪くなった経験がある場合には事前に必ず申し出て下さい。
02前処置(下剤内服)に伴う腸閉塞および腸管穿孔(非常に稀、0.00001%以下、1000万人に1人以下)
03出血・腸管穿孔
出血・腸管穿孔
・ 検査のみによる頻度(0.04%、1万人に4人)
・ 内視鏡治療による発生頻度(0.2%、1000人に2人)
血液をサラサラにするお薬(血栓薬など)を内服されている方は、ポリープ切除の際に出血しやすいという問題がありますので、検査前3~7日程度の休薬を処方医にご相談していただく場合がございます。検査前に必ずお申し出下さい。
このような偶発症を避けるように細心の注意を払い検査を行いますが、万一生じた場合には緊急対応を行い、最善の対処を致します。
大腸内視鏡検査に代わる検査方法としてレントゲン検査(下部消化管造影検査)などがあります。
ただし、検査精度は内視鏡検査に比べて劣り、小さな病変の発見や、より精密な検査という点では大腸内視鏡検査が優れています。
質の高い診断のみならず治療まで可能である点が、内視鏡検査の最大のメリットです。
また、レントゲン検査は放射線を使って撮影するため、被ばくの問題も出てきます。
※当クリニックではレントゲン検査は行っておりません。
※ 切除したポリープが大きい場合は、1週間程度「飲酒・激しい運動・遠方への旅行」は原則禁止となります。 ※ 切除したポリープが小さい場合は、基本的に生活の制限はございません。 (ポリープ切除後の制限の詳細は、検査後に医師よりご説明致します。)