よくあるご質問
FAQ

大腸内視鏡検査のときの下剤(洗腸剤)の量はどのように決めているのですか?

大腸内視鏡検査が「苦痛だ」と感じる理由は、大きく分けて2つあります。1つは内視鏡検査そのものが「苦しい」と感じますが、それ以上に苦手に感じることが多いのが、下剤(洗腸剤)を内服することです。

一般の病院やクリニックでは、下剤が「美味しくない」上に「2リットルも飲まなければならない」ことが多いために、苦痛だと感じることが多くなります。

当院では下剤内服の苦痛を改善するために、「オーダーメイドの下剤量」を考案しました。

具体的には、”便通の状態”、”体格”、”年齢”などにより、できるだけ少ない下剤量で済むように、詳しい問診をしています。

2回目の大腸内視鏡検査時には、初回検査時の大腸内残便の有無をチェックして下剤量の微調整を行いますので、回数を重ねるごとに大腸内視鏡検査が楽に受けられるようになります。

このように下剤内服量をできるだけ少なくすることで、検査前の皆さまの負担を減らすことが可能となっています。