よくあるご質問
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ひと言で言いますと、胃カメラを受ける意義は「胃がんをできるだけ早期の段階で発見すること」で、大腸内視鏡検査を受ける意義は「大腸がんを予防すること」です。
胃がんはピロリ菌の有無で、胃がん発生のリスクが大きく変わりますが、実はピロリ菌がいなくとも胃がんになることがあります。
定期的な胃カメラを受けていないと、「胃がんは進行が早い」という特徴がありますので、気が付いたら進行がんになっていたということがあります。
その意味では40歳を過ぎたら、胃カメラは1年に1度程度受けることが望ましいと考えています。
逆に大腸がんは、良性ポリープが年単位で大きくなっていき、あるところからがんになっていくという特徴があります。
つまり、胃がんと比較して大腸がんになるまでにはある程度年数がかかりますので、定期的に大腸内視鏡検査を受けることで、良性の状態でポリープを切除することが可能です。
つまり、大腸内視鏡検査を受けること自体ががん予防につながっていきますから、35歳を過ぎたら数年に1度程度検査を受けることをおススメいたします。