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痛み止めは胃腸に負担を掛けることがあるってご存知ですか?胃潰瘍や消化管粘膜障害を起こすこともあるんです

細川泰三医師

福岡院の医師の細川です。

 

歯の痛みや頭痛、関節痛などでよく使われる非ステロイド性抗炎症薬NSAIDsという痛み止めは、長期服用で胃腸への副作用が起こりやすくなるってご存知ですか?

非ステロイド性抗炎症薬NSAIDsは

・アスピリン

・エテンザミド

・イブプロフェン

・ロキソプロフェン

・ジクロフェナク

・インドメタシン

などが該当します。

これらの痛み止めは炎症や痛みの原因となる物質をシャットアウトするため、非常に効果がある痛み止めですが、長期にわたって漫然と服用していると胃や十二指腸、小腸や大腸に潰瘍などの消化管粘膜障害を引き起こす恐れがあるんです。

詳しくは動画で解説しています。ご覧下さい。

この記事を書いた人

細川 泰三

細川 泰三医師

国立鹿児島大学医学部卒業。
麻生飯塚病院、北九州市立医療センター、国立病院機構福岡東医療センターで多数の消化器内視鏡検査・治療に従事。
2020年4月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。