内視鏡チャンネル
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慢性胃炎って何ですか?

細川泰三医師

福岡院の医師の細川です。

胃カメラやバリウム検査を受けて慢性胃炎がありますと言われた経験ありませんか?でも、慢性胃炎って何だろうって思いませんでしたか?

胃は食べ物や消化液により常に刺激を受ける特殊な環境下にあります。胃粘膜は自分自身をこの刺激から守るために粘液を産生し、傷ついた上皮を再生修復する機能を持っています。一時的な炎症はすぐ修復されますが、さまざまな刺激により胃粘膜の持つ保護機能を上回り炎症が長期間持続することになったものが慢性胃炎です。慢性胃炎は色々な影響により起こりますが、最も多い原因はヘリコバクター・ピロリ菌感染です。慢性胃炎の80%以上がピロリ菌感染によるものと言われています。慢性胃炎を指摘された場合は、もしかしたらピロリ菌感染があるかもしれません。詳しく動画で解説しています。ご覧下さい。