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NBIは小さな大腸ポリープを見逃さない!? 日帰り大腸ポリープ切除術も可能

久津川 医師

今回は NBIという内視鏡技術の紹介です。内視鏡医は早期発見・早期治療のため、より小さな病変を発見する事を目標としています。 NBIが開発されてからは小さな病変が発見、診断されやすくなりました。 NBIは光の波長を制御することで粘膜表面の血管やわずかな粘膜変化などが茶色く強調されます。 大腸ポリープは平らななものが多く、小さい病変は見逃してしまう可能性が高いです。しかしNBIで観察すると茶色く強調され、小さな病変の発見が容易になります。このような大腸ポリープを早期に切除することで、大腸がんを予防できます。当院は一部のポリープを除き、日帰り大腸ポリープ切除術も可能です。

この記事を書いた人

久津川 誠

久津川 誠医師

国立熊本大学医学部を卒業
世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、
内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。
2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。