よくあるご質問
FAQ

大腸内視鏡検査を受ける前日の食事は、どうしたらよいですか?

下記のような食事をしましょう。
大腸内をよりきれいに詳しく観察するために、検査前日は朝・昼・夕食ともに消化の良いもの(白米・うどん・パン・おかゆ・白身魚・鶏肉・豆腐など)を食べるようにしてください。
ふだんは健康に良いといわれているような、玄米・そば・こんにゃく・海藻類・きのこ類・野菜・果物などは、大腸内視鏡検査を受けるに至っては消化が悪く検査の妨げになりますので、前日の食事では避けましょう。
水分摂取は制限せず、脱水傾向にならないようにむしろ積極的に取ってください。
水・麦茶・ポカリスエットなど、あまり色のついていないものを飲むようにしましょう。
【食べてはいけないもの】
・そば・ラーメンなどの麺類
・玄米(胚芽米・発芽玄米・雑穀米など)
・ごま・ピーナッツ
・野菜・果物・豆類・こんにゃくなど
・海藻類(海苔・わかめ・昆布・ひじきなど)
・きのこ類(椎茸・エノキタケ・マイタケなど)
・漬け物・ネギ・薬味・ふりかけ・牛乳・ヨーグルトなど
・ジャム・マーマレード・バター・マーガリン・チーズなど

【食べてよいもの】
・うどん・そうめん
・パン(雑穀やライ麦やドライフルーツなどが入っていないもの)、
・はちみつ(ジャムやバター、マーガリンやマーマレードは×)
・卵・豆腐・豆乳(牛乳やヨーグルト、チーズは×)
・脂肪分の少ない赤身肉・ももハム・コンソメスープなど
・白米・おかゆ
・豆腐の味噌汁
・白身魚・まぐろの赤身・ちくわ・かまぼこ
・うどん(ネギ・薬味・わかめが入っていないもの)
・親子丼(鶏皮、玉ねぎ×)
・お寿司(白身魚、まぐろの赤身、玉子のにぎりはOK。巻きずし・ちらし寿司・しょうがは×)

検査の事前に洗腸剤(下剤)をお渡しするときに、プリントと共に改めてご説明いたします。
「食事を用意する時間がない」「いろいろ言われると食べるものがない」とお困りの方には、検査前日用のヘルシー食事セット(朝・昼・夕食のセットで1730円(税込み))もご用意しております。お気軽にご相談ください。
検査前日は、お食事を午後8時までにすべて済ませて、前日のお薬を飲んでいただきます。
当日は、それぞれの検査開始時間に合わせて、当日用の洗腸剤を飲んでいただきます。
お食事は前日午後8時以降できませんが、水分摂取は検査直前までできます。脱水傾向にならないようにむしろしっかり水分を摂取してください。

クリニックブログにも写真付きでお食事方法を記載しておりますので、ご参考にされてください

大腸内視鏡検査、前日の食事例

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)前日の食事

 

福岡天神内視鏡クリニックトップページへ 

この質問の答えを書いた人

平島 徹朗医師

国立佐賀大学医学部 卒業。
大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、
多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。