よくあるご質問
FAQ

「ピロリ菌陰性」と診断されましたが、胃カメラは受けなくてもよいですか?

ピロリ菌陰性といわれていても、一度は胃カメラを受けておくことをお勧めします。
「ピロリ菌陰性」には、もともとピロリ菌に感染していない場合と、感染していたが消失してしまった場合があります。
胃粘膜の萎縮(胃の老化)が高度に進行すると、むしろピロリ菌が生息できない胃粘膜の状態となり、ピロリ菌が消失することがあります。
このような場合実は最も胃がんのリスクが高い状態であり、胃内視鏡検査で胃がんができないことを注意深く見守る必要があります。
また可能性は低いですが、ピロリ菌だけが胃がんの原因とは限りませんので、「ピロリ菌陰性」でも定期的に胃カメラを受けることをお勧めします。
胃がん以外の胃や食道・十二指腸の病気もありますので、定期的な検査が大切です。